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カテゴリ:火山災害
写真(10月14日発表の気象庁の「霧島山(新燃岳)の火山活動解説資料」より)で見ると、今回の噴火口は新燃岳火口の東側からのようです。 11日に噴火した新燃岳ですが、噴火は13日まで継続して一端終了しましたが、14日8時23分から噴火が再開しています。 噴煙が2300m上がる規模で、北東方向に降灰が続いているようです。 ↑降灰は風に乗って結構遠方まで広がっていますね。 火山性ガスも1400トン(10/13時点)と多めです。ただし現在のところ噴石や火砕流は確認されていません。 先日のブログでも触れましたが、山体膨張の傾向は続いており、マグマのチャージは続いているようです。噴火活動は当面継続しそうです。 今のところ加久藤カルデラが破局噴火! という兆候はありませんし、人家や集落を襲うような、大規模な噴火になる兆候はありません(まぁ、あの辺りは人家ありませんし)。 ただし噴火の勢いが強くなれば、火口から2km圏内ぐらいに大きな噴石を降らせたり、火砕流が発生する可能性があります。また降灰による被害は拡大する可能性がありますから、現地の皆様はご注意ください。 それではまた。
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Last updated
2017.10.14 22:23:32
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