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R わたしのブログ 徒然日記 山歩き

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2009.10.26
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 改めて小説「クライマーズ・ハイ」について感想を述べると、新聞記者としての書くことのすごさが伝わってくる内容であった。そして同時にこの小説を書いた横山秀夫の書くことへのすごさを思い知らされた。筆者自身、12年間、上毛新聞社に勤務した経験を持っており、この経験があったからこそ書けた小説であると思う。
   内容は、日航機事故を巡る新聞社の対応と人間模様、息子との葛藤、谷川岳衝立岩への思いと登攀のドラマが展開する。そして、記者で登山仲間である安西の最後の言葉となった「下りるために衝立岩に登るんだ」という謎の言葉の意味が徐々に解き明かされていくというミステリー仕立てになっているところがよくできている。
クライマーズハイ
 「下りるために衝立岩に登るんだ」この言葉は、私達にとっても、日々仕事のためにすり減っていく人間性や尊厳を取り戻すためには、どうしても選択せざるを得ないことがらなのかも知れない。ぜひ一読を勧めたい小説である。
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最終更新日  2009.10.27 10:45:41
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