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カテゴリ:日常雑感(山のこと)
私が登山を始めたころのザックは,日本製で帆布製がほとんどであった。外国製のものは値段が高かったが,ミレーやラフマなどは人気があった。今では,帆布製のザックはほとんど姿を消している。こだわりで言えば,こちらのほうがオシャレかも知れない。帆布とは平織りで織られた布で綿または麻で作られている。
この度,仕事の関係で,『一澤帆布』のことを調べることになった。京都にある有名な帆布を扱う会社である。その会社が,遺産相続と経営権,商標ブランドを巡ってお家騒動を起こしていたことを知った。このお家騒動のことは,京都では大変有名だそうである。事の顛末を調べると,人ごとであるだけに,すごく興味をそそられた。2時間ドラマになりそうなネタである。 この『一澤帆布』であるが,かつて帆布製登山ザックをつくっていたようである。いまとなっては貴重品,プレミアが付く。 ところで,いまも頑固に帆布製登山ザックをつくっているところは,東京都文京区千石にある『片桐』である。関西ではあまり知られていないが,関東では有名である。ホームページを見ると,片桐の親父と呼ばれていた片桐盛之助の紹介と歴史が綴られている。 「明治初年、初代・片桐貞盛が、隅田川の鉄砲洲で興した、ヨット・帆船の帆を製造する帆布屋・片桐商店であった。・・・・・途中省略・・・・・,大正3年(1914年)、日本山岳会発起人の一人である高野鷹蔵氏より、『片桐の丈夫な帆布でヨーロッパ風のリュックサックの製造してほしい』との依頼を受けた。」とある。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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