カテゴリ:生活
1日目はバタバタ。2日目もバタバタ。3日目の今日。ちょっと要領が呑み込めて、なんとなくしっくりきた。 すごいですよ。昨日1日、ベッドから車椅子に移ったり戻ったり何回もしたことと、リハビリで教えてもらったのか、ものすごく上手になっていた、父親。今までほとんど人頼りだったのに、父親の脚とか体の力の入れ具合がうまく出来ていて、ぜんぜん今までとちがって、あんまり楽だったので、びっくりした。(自分で出来る気になっている風です。そんな時が危ないらしい、自分で出来ると思って、やってしまうらしい。そして、こけたりする。) で、今日、リハビリに出かける時も、さっそうと向かった、それを見送って帰ったので、リハビリから帰って来た時の状態はわかりませんけどね。 それと、今日お昼みた限りでは、かなり頭が冴えてきているようだ。言っていることは、ほんとに、わからないけど、ああでもない、こうでもないと、いままでみたいに、講釈を言っている感じだった。50音になってなくて、イントネーションでしゃべっている感じ。これで、音が正しければ、普通なんだけど、これって、もどるのかなぁ、よくわからない。聞こえた事が理解できないで、むちゃくちゃだけど話すことが出来るってタイプはなかなか手強いって書いてあったように思うけど。。。 今日、状況判断だけど、かなり通じた。これがまた、通じた気になるとうれしいし、楽しい。 昼食含めて4時間ほどおじじと付合ったけど、なかなか、よい、って感じ。ケアワーカーさん、看護士さん、療法士さん、いろんな人と出会えて、おじじの生活自体に活気がでてきて、慣れればかなり楽しいかもしれない。 車椅子にも、自分から進んで乗るって言い出すし、自分で動けるように、車椅子に乗って、脚で漕いで前進したりバックしたり、するのを促した(ほんとは、素人がそんなことしちゃいけないんでしょうね)。そしたら、やってました。 今日お昼はかなり絶好調だったけど、明日はどうだろ。 なにせ、老体、がんばりすぎて、今度は他所の故障ってことにならないように。 看護士さんたちはかなり忙しそうで、だからですかね、ケアワーカーさんもかなりの人数が働いている。みなさん、一生懸命動いているようだけど、ケアワーカーさんのほうが全体的に心に余裕があるように見える。看護士さん、きっと、受け持ち患者さんが多すぎるんでしょうね。 それにまた今日一人新しい顔ぶれ、わたしは、マッサージの流し、と密かに名付けた。 部屋に残っている患者さん達に、マッサージを施しながら、各部屋を回っているらしい。患者さんが部屋に居るってことは、暇(リハビリがはいっていない)なので、その時間を使って、筋肉をほぐしに回っているそうです。有り難いです、何もしていない(次のリハビリまでの待ち時間ってことになる)時にそうしてマッサージにきてくれるんですから。その療法士さんの話によると、6年前からこの体制がとられたそうで、それ以来、この病院のこの1角を流している(これはわたしの言葉ですけど)そうです。すみません、施している、です。その方曰く、この体制になって、早く患者さんを退院させることに病院がやいやいうるさくなりました、とさ。何がともあれ、これは、ほんとに有り難いです。 わたし、やってみたいと思う言語聴覚士ですけど、あの先生、やっぱり、キリキリしすぎです。いつみても、難しい顔してますもん。もっと心に余裕をもちましょうよ、って、言ってあげたくなる。それだけ、仕事に対して真剣に取り組んでいるんでしょうけどね。嚥下も担当されているから、全部自分に責任がかかってくるし、かなり難しい立場なんでしょうし、極めて慎重に対処しているんでしょうね。 読んだ本の内容からだけの知識ですけど、失語症者さんってほんとストレスのかたまりですよ。頭の中はしっかりしているのに、まったく(人によって違うんでしょうけど)通じないんですよ。それなのに、あんな難しいしかめっ面で話しかけられたら、それだけで、患者さんは萎縮しますね。自分の威厳を保ちたいのか、性格なのか、どうでしょね、だからといって、その言語聴覚士として能力が劣っているとかに繋がるってこともないでしょうけど。でも、これもまた、大変な職業ですね。患者さんにも、いろんな方がいらっしゃるし。 明日はどんな展開になるんだろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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