カテゴリ:生活
先週から、実習生がうちのおじじについてくれている。朝9時から3時半まで。その彼女、やる気満々だけど、もの静かで、もの静かなんだけど、ニコニコしていて、すごく丁寧でいろいろ気を回してくれて、関心します。彼女のお陰で、入院以来、昨日初めて、病院行きをパスさせてもらった。お昼ご飯までに行っていた病院行きもお昼2時頃からでいい感じだし、かなり助かっている。 けど、あと来週1週間の実習らしい、残念。 その昨日辺りから、父親、かなり普通になってきた様子。空ろというか、ボヤッとしているというか、彼の世界というか、そういうところから抜け始めている気配。昨日、姉がそう言っていた。 で、今日、1日ぶりに父親の様子をみたら、ほんとに、姉の言う通り、話かけると、会話が普通の感じがした。発話は出来ても、ほとんどわからないけど、言うタイミングとか、発話した音が、ほんとに、いままでみたいな雰囲気で、とうとう、おじじが戻って来た。 頭の中に出血した血液が吸収されるのに、2~3ヶ月はかかる(今は発症から約2ヶ月)、って聞いていたけど、あと、1ヶ月のうちにどれだけ戻ってくれるかな。 「これだけ飲まなかったら、管することになるけど、飲む?」と言ったら、当然だと言わんばかりに「飲むよ。」と言って、牛乳をグビグビ飲んだ。 作業療法から帰って来て、部屋に入ったら、時計を見て「5時半やな。」と、言った。 作業療法の訓練台から、車椅子に移るとき「せーのー。」と、言った。 もちろんある程度状況判断でそう聞き取っているのだと思うけど、 子音+母音(日本語ではそういうのかな)の発音も、少しづつ、それらしく聞こえるようになってきた。 ボーとしたおじじから、普通のおじじに戻って来て、かなりうれしい。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 救急の病院は個室だったので、部屋代が高額だったけど、それにしても、うちのおじじのケース(他の疾患とか手術があったりとかで、異なってくるかどうかは知りません)では、老人医療の自己負担額って、安い。こんな金額で看てもらえるのだったら、すっかり良くなるまで看てほしいくらいだ。 今日の夕陽 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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