カテゴリ:生活
水分、食事摂取問題、いろいろありますが、落ち着いてきたかな。 おじじの様子: 作業療法見学していた時、自分の名前を言えていた。 テレビを見ていて、自分から「日曜日やな」と言った。 姉が足湯をしたら、たぶん「ええ塩梅や。」と言って、かなり感激していた。 シブースト(ケーキ)の軟らかいところだけ、あげたら「うまいなぁ」と言った。 自分が頼んでいることと、私がやったことが、的外れだったようで「あほか。」と言った。 言葉がだんだん増えてきた感じがする。ええ塩梅、以外は、ほぼきちんとした音で聞こえた。 言葉尻を復唱して言える。(見えてる?って尋ねると、見えてるよ、って答えるみたいな) 同室の患者さんと向かいあって話をしていた(話と言っても、一人言いたいことを言っていた感じ。その方も失語症だけど、父親のようにメチャクチャな音ででも発話できない。父親の言っていることを、うんうん、と言って、わけもわからないのに、聞いていてくれた。)で、父親はこの話している相手は言葉に障害があると気づいたようだが、あんたもだよ。 その方が、看護師さんに何か用事を頼んだらしいんだけど、どうも、それが看護師さんに伝わなくて、「これ?」「no」「これ?」「の」これでもない、あれでもない、って問答すること約10分。それを聞いていた廻りの人間は、おかしくて。父親も彼らの発する音で、わかったらしく、大お笑いしていた。そういう風に普通に笑ったのも発症以来、初めてかな。その看護師さん、ほんとに親切で、丁寧に対応していた様子がほんとに微笑ましかった。 排尿も、尿パッドにするのでなくて、時間が合ったのかトイレで出来た。 学生さん、先週の金曜日が最後だった。ほんとに有り難かったし、父親のことをいろいろ考えて、大切にしてくれたのが、何よりうれしかった。 子供が成長するのとは、ちょっと違うだろうけど、快復しているところを発見するのがほんとに楽しい。 発症以来、いろいろ考えたり、いろいろあったけど、 こういう一連のことが、 親として体を張って最後に子供に教えてくれていることなのだろうかな、とか、思ったりする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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