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March 25, 2008
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カテゴリ:分類できない。

ほんと、失語症って、むずかしい。

程度も幅広く、人によってかなり違うようだし。

物を見て、それが何であるか、わかっている、今までどおり当たり前に見ているんだけど、名前がわからない、道具だって、使い方はわかっているんだけど、名前がわからない。人間は言葉があって人間と言う生き物なのに、その人間の特徴である言葉の機能が正しく働かない。物事の概念だけで、生きるってどんなんだろう。

正常なんだから、大の大人に、「これは何?」とか子供に尋ねるような質問はしないほうがいいとか、言葉がでないから、子供扱いするのもよくないとか、ジェスチャーで、漢字で、絵で、ゆっくりと、短い文で、単語なり、文なりを繰り返すとか、失語症者への対応の仕方など、いろいろ読んで、参考にしてはいる。

ほんとに、外国人と話しているみたい。

失語症って:聞いて理解はできるけど、音がでない。聞いて理解できなくて、声に出して言えるけど、言っている言葉が言葉になっていない。それらの混合型。大きく分けるとそんな感じらしい。父親のは、たぶん2番目ので、感じ悪いな~、手強いですもん。

テレビとかいっしょに見ていて、内容を短い文で説明したり、映像に出てきた物「トマトやな、トマト」とか、「鮭やな、鮭」とか、ちょっとわざとらしいけど、繰り返して、声に出して言ったりしている。で、ついでに「練習してみる?トマト」って言うと、父親は素直に「トマト」って復唱する。復唱できたからといって、それが定着するワケではないらしい。(失語症になった方のホームページで読んだけど、なかなか覚えられないんだって、練習に練習を重ねても、すぐ忘れたりして、自分はバカになったのかな、なんて思うらしい)父親も音を出すのがだんだん上手になってきてはいるものの、お互い気が遠くなるような作業には違いない。生まれてからいままで覚えてきた単語をまたやり直すんだから、、、(ま、最低限の単語にしても、すごいよね、それに英語や中国語みたいな語学をやる、っていうのと、またちょっと違う)

運動リハビリでも、そうです。言葉が伝わる、伝わらない、それで、物事の進行度が違ってくる。たぶん、その人の今までに持っていた知識(知識は言葉?言葉は知識?なので、知識だと一言で言えない部分もあるけど)や知識を通した判断と感覚的に出来る判断もいろいろな運動練習の助けになるとは思うけど。

失語症者のそれぞれの方がどこまでが普通でどこまでが不足しているところか、容易に判断できないところが難しい。

体を使ったり、感動したり、声を聞いたり、復唱したり、脳にいろいろな刺激を与えて、新しい脳が開発してくれますように。

でも、廻りの人を見ていて思うことは、若さと体力。若さと体力がモノを言いますね。





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Last updated  March 26, 2008 02:21:26 AM
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