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June 23, 2008
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カテゴリ:分類できない。

これって、毎日の様子を知らない人が見ると、父親がいかに落ち込んで、悩んで、生きる気力もない、云々、、、など、かなり幅の広い印象を与えるだろうな、、複雑な反応になるだろうな、と思っている。

けど、うれしい。
正確に、しかも、初めて、書いた。
(右上の死亡、右の頑張は姉、左の元気百才はあたし、が書いた)

死亡。父の頭の中のことを表現するのに、たぶん、もうすぐ死ぬ、とでも言いたかったんだと思う。(でも、実際、顔色も良好、全然そんなことはないです、それに、内臓にこれといって悪いところないですもん)

運動のリハビリ、主に立位と歩行の運動。療法士さんに介助してもらいながら、アイロン台を大きくしたような台の廻りを歩く練習をしている。一周すると、一旦座る。

今日、姉と私が見学していた。父親は療法士さんと、一周して、座って、何やら話しているので聞きにいった。そうすると、左手で、その台の上に指で字を書き始めた。書いているけど、何かわからないな、と思っていたら、療法士さんが白い紙とボールペンを持ってきてくれた。

そしたら、死亡、と、書いたのだ。
3人で、えー、死亡ぉ?

最初に正確に書いたのが、死亡って、どうよ、とか、そんなに元気やのに、死ぬ訳ないやん、死ぬって自分で言う者ほどなかなか死なへんよ、元気やから100才までいけるよ、とか、、、

療法士さんが、自分のメタボを掴んで、「ここに死亡あるで。」って言ったら、父親、あはは、って、笑った。

死亡であるにしろ、何にしろ、自分の思ったこと、漢字で書けて、私はほんとにうれしい。
こんなうれしいことはないです。

体の扱いが悪くて痛くされたりすると、怒ったりしてますけど、療法士さん達や看護師さん達とのやりとりを見ていると、ほんと、かわいいおじいちゃんですよ。







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Last updated  June 24, 2008 01:52:44 AM
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