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カテゴリ:映画
最近、少し映画を見ていなかったので、少し大物をみて来ました。
沈まぬ太陽 3時間以上もある映画は、アラビアのロレンス(ノーカット版)以来でしたが、なかなか見応えのあるもので飽きることはありませんでした。 内容は某航空会社の内情を詳しく描いたものですが、それよりもちょうど大学生時代の自分が生きてきた歴史を回顧しているような場面がいくつもあり、妙に懐かしかった映画でした。 本編はもちろん面白かったのですが、最後のエンドロールをじっくり見るのも結構楽しみです。かなりの人がエンドロールが始まるといそいそと席を立ち始めるので、いつももったいないなーといつも思っています(エンドロールファン?)。 エンドロールでは映画のロケ地や協力した市町村の名前、グループ、会社などが結構速いスピード且つ小さめの文字で、ドンドン出てきますが、何でこんなところが、とか、やっぱりあそこは、などと思うことがよくあります。 さすがにこれだけ長編の上、時代が1971年~1985年という時代設定の作品だったため、日本各地や海外ロケも多く、かなりあちらこちらで撮っていることが分かります。 気になったのがバンコクのドンムアン空港の名前が出てきた時で、てっきりパキスタンかイランの空港の代わりにしたのかなと思ったのですが、後で、昔の羽田空港の代わりとして撮っていたと分かり驚きました。 ドンムアン空港はつい最近までは、タイ・バンコクの主要空港でしたが、2006年9月にスワンナブーム新空港が開港してからは、ローカル空港になってしまった空港です。 もちろん、映画ではタイの風景らしき物は全て隠してしまっていたので、分かりませんでしたが、あの暑い日差しの中でのロケは大変だったと思います また、朝日新聞の記事にも出ていましたが、動物園の場面が、あの大阪の天王寺動物園ということを知ってこれも驚きました。動物園は世界中どこでも余り風景は変わらないので手近なところで済ましたのかなとも思いましたが、逆に昔の動物園の雰囲気を醸し出していたから選ばれたのかなとも思いました。 私自身、この動物園には、小学校の頃に一度行ったことがある以外、40年以上も行ったことがありません。 今年3月にアラムコのライターが来た時に動物園に隣接する天王寺公園にある、美術館に寄ったので、ちらっと檻やケージが見えました。余り動物のにおいは漂って来なかったものの、まだ元気に経営しているのだと確認したことを思い出しました。 この映画を見たのを契機に久しぶりに行ってみたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.29 22:26:46
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