アラビア書道とその周辺

淀屋橋のお稽古は９時頃に終わります。
２２日に東京・錦糸町のお稽古がありますので、とんぼ返りで横浜に戻らなくてはなりません。まあ、翌日のお稽古は夕方6:30ですので、翌日の午後の新幹線でゆっくり帰ることもできますが、そのためだけに大阪で一泊するのも何かもったいないので、夜行バスで帰ることにします。

最近、よく使っているのが平成エンタープライズという会社が運行しているVIPライナーというバスです。

横浜に停車する便は、大阪発23:10、３人独立席、トイレなしで運賃5,000～5,500円となっています。３人独立席にしては、比較的価格が安いのですが、一番の売りはカーテン付きです。
窓側の席と中央席の間にカーテンを引くようになっているのです。このため、窓側の席は疑似個室の雰囲気になることです。中央席の人も窓側の席の人と目を合わすことがありません。少しプライバシーが保てるということです。

最近の夜行バスは女性同士を隣り合わせにするよう席を割り当ててくれていますが、このようにカーテン付であれば隣席がうら若き女性でも問題ありません。
リクライニングもかなり大きく傾くようになっており、紙製のスリッパ、毛布とテンピュールの腰当て枕がついています。

また、もう一つのメリットは座席が自分でパソコンを使って指定できることです。
だいたいの夜行バスは当日になるまで自分がどこの席になるか分かりません。最悪の席は、一番前の中央席で、そこに割り当てられた時はがっかりします。夜中にサービスエリアに止まった時に両側から人の出入りがあり、睡眠を妨害されるためです。また、荷物を右側と左側の乗客に少し遠慮しいしい載せなければならないことです。

問題点と言えば、ちょっと大阪発が遅いので、お稽古が終わった後、食事をしてもかなり時間が余ることです。マックあたりで本を読んで時間をつぶしてから集合所へ向かいます。早い時間帯の出発便もあるのですが、東京直行便になってしまいます。

また、集合場所がコンピュータ専門学校の前という、周りに何もないビルの谷間です。雨避けもなく、今の時期は風もビュービュー吹いてかなり寒い場所です。トイレもしばらく歩いたところにあるコンビニに行くしかありません。

それでも現在のところ、コストパフォーマンスが一番良い夜行バスと思われます。

関西－関東間の高速夜行バスはかなり多くの便があるため、価格競争が激しくなっています。また最近は休日の高速道路1,000円が始まったことよりマイカーとの競争まで出てきたため、サービスも良くなってきています。
トイレ付き、無料ドリンク付き、サウナの割引券は当たり前、フルフラットシート、液晶テレビ付きバスまで出現しているそうです。そのうち、朝食まで付くのではと期待しています。

いろいろ設備は良くなったものの、それでもなかなかバスの中は熟睡はできません。
高速道路部分を走るので、揺れはあまり感じませんが、それでも時々道路の継ぎ目などで大きく揺れることがあります。また、反対にサービスエリアにバスが停車して全く揺れないと目が冴えてしまったりします。さらに、一番後ろの席に座るとエンジン音が結構身体に響くこともあり、時々変な夢を見たりします。

ちょっとぼぉーっとしてお稽古をしている時は、夜行バス明けということで了承頂きたく（m(_ _)m）