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アラビア書道とその周辺

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2010.04.29
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4月27日のアラビア語の勉強は月一回のパレスチナ人の先生による会話の練習でした。
今回から新たな先生に代わったのでどんな授業の進め方になるか興味津々でした。
授業では短い新聞の記事を読んで、その中に書いてあることで文法のおさらいをしながら進めるという非常にオーソドックスな流れで、久しぶりに新入生に戻った気分でした。

その中で、月の名の呼び方がありました。
使った記事にはシリア方言というか、シリア、レバン、ヨルダンあたりで使用している月の呼び名が記載されていました。

アラビア語ではレバノン、シリア、ヨルダンあたりとエジプト、サウジあたりでは月の名前の呼び方が違います。例えば、4月ならば、エジプト、サウジでは"abriil"と英語の"April"をそのまま使っていますが、シリア、ヨルダンでは"niisaan"と全く違う単語になります。

だいたいズボラをしてできるだけ覚えやすい方しか記憶に残っていないので、月の名前は英語から派生した方だけしか覚えておらず、改めて12ヶ月をシリア方言の方で聞かれると果たして何だっけということになりました。

インターネットで現地の新聞のいくつかを見てみると、確かにエジプト、サウジの新聞ではabriilを使い、シリア、ヨルダンではniisaanを使っていました。ただ、どの新聞でもイスラム暦が必ず併記されているので、これなら文句はありません。
ただ、イスラム暦だけ記載すると、月も日付も毎年異なってしまうので、イスラム圏以外の人には、ピンと来ません。また、日付と季節との関係がなくなると、生活上では多少不便なので、アラブの人々も西暦の方に合わせて生活しているように思います。

実際、エジプト人にniisaanといっても余りピンと来ないようで、ある時、NHKの海外向け放送(アラビア語)でniisaanと放送したことに対し、niisaanでは分からないというエジプト人の意見が出ていました。

なぜこのように二種類の呼び方があるのかよく分かりません。





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最終更新日  2010.04.29 23:45:54
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