アラビア書道とその周辺

さすがに蒸し暑いのでホテルで一休みしてから、町中に散策します。
といってもダウンタウンは歩いても2時間ぐらいで回りきることができるほどこじんまりしています。

ホテルのすぐ前の道路は以外に車が多く、信号を待っていては横切れないので車の切れ目を見ながら横切ります。

変わったデザインの建物が多く、官公庁がこのあたりに固まっているようです。
車の多さに比べて人通りは少なく、まだ6時台というのに、商店がどんどんシャッターを閉め始めました。
しばらく歩くと海のようなブルネイ川に突き当たります。この向かいには水上生活者の家々が並んでいます。カンポン・アイールと呼ぶそうですが一つの街並になっています。モスクも見えます。そこには3万人もの人が住んでいるそうです。彼らの足はボートで頻繁に対岸のオールドタウン側に何台もの高速ボートが結んでいます。どのボートも10人ぐらい乗れそうで、少し人が集まったら順次適当に発車しています。ただ、どのボートも屋根がないので、雨の時はどうするのか分かりません。
水上生活者は貧乏人という訳ではなさそうで、服装を見ても至って普通の格好をしています。

この船着き場の向かいにヤヤサンSSHBコンプレックスという巨大なショッピングセンターがあります。
ブティック、レストラン、雑貨店などがかなりゆったり目に入っており、中はエアコンが良く効いていてお買い物に便利といことになっています。ところがもう時間が遅いためかほとんどの人通りはありません。

夕食はこのコンプレックスの中にあった、Nyonya　Resutaurantです。非常にこぎれいなレストランでかなり高そうでしたが、メニューを見るとB$５（350円）ぐらいのものばかりで、高くありません。だいたい、どれも似たようなメニューで、白いご飯に炒め物を添えたもの、焼きそば、チャーハン各種、ラーメン各種となっています。中華、タイ、インドネシア、マレーシア料理のメニューが並んでいます。ブルネイ料理というようなものはなさそうです。

牛肉のネギ、生姜炒めと白いご飯（B$5.5)とフレッシュオレンジジュース（B$4)を注文しました。牛肉は少し堅めでした。味は中華風でカキ油が効いていて美味しかったです。

Nyona Restaurantの牛肉と生姜とネギの炒め物（B$5)