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カテゴリ:旅
予土線は宇和島から土讃線の窪川まで80キロほどを結ぶローカル線ですが、全区間を走る列車は一日6往復しかなく、11:32発を逃すと次は15:28までありません。
この線は日本でも有数の清流である四万十川にずっと沿って走ります。四国では景色の良い線と言うことで有名で、夏の間だけ一日一往復トロッコ列車を走らせています。従来の列車の後ろに一両特別車両をくっつけて走るのですが、それがこの11:32発の列車です。 トロッコ列車はなかなか好評で指定席はほぼ売り切れになっていました。トロッコと言っても本当のトロッコではありませんが、その雰囲気を残したなかなか可愛らしい車両です。天井はありますが、窓側には壁がありません。山小屋の机と椅子が配置されており、エアコンはありません。清流に吹く風をお楽しみくださいというのがウリです。なかなか風情のある列車ですが、日中は日差しが暑く、また大雨が降るとずぶ濡れになるというリスクがあります。でも家族連れは賑やかにお弁当を食べながら楽しんでいます。まあ、暑くなったり、天候が悪くなれば、普通車のエアコンが効いた方に移ってくれば良いのですから気は楽です。 この車両は途中の土佐大正駅までしか使用できません。その後は普通車両に乗客が移ってきます。トロッコ列車の車両は終点の窪川までくっつけてくるのでなぜ最後まで乗せないのかわかりませんが。 窪川は土讃線の終点でその先は土佐くろしお鉄道という第三セクターに変わります。もともとこの線はすべてJRだったのですが、儲からないので現在では第三セクターになっています。ただ、多くの土讃線の優等列車はその先の中村まで走ります。中村が足摺岬の観光の拠点になるからです。 中村までは高校2年の時、友達といっしょに旅行で乗ったことがあります。仲良しだった3人(もちろん男ばかり)で高知から足摺岬を観光したのですが、なぜ足摺岬にしたか経緯をよく覚えていません。旅行会社の人に勧められて何となく決めたような記憶があります。 当時は窪川は単なる通過駅だったのですが、40年ぶりということになります。 当時春休みのシーズンだったこともあり、足摺観光は列車もバスも満員だった記憶があり、バスも電車もずっと立ちっぱなしで、観光の内容はロクに覚えておらず、結構疲れたということだけ残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.17 01:47:29
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