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カテゴリ:催し物
会場はホテルからすぐのCrowne Plaza Hotel。 講演は6時からだが準備のため、4時半ごろに出向く。 50人ぐらい入れるこじんまりした会場で既に椅子がずらっと並べられている。 本田先生はホテルで書いたA3サイズの30点の作品をボードに貼って行く。 アラビア語~英語の同時通訳者ブースも設置される。 (会場は展示スペースが狭く、本田先生の大きな作品は展示できなかったため、急遽A3のアート紙に書いたもの。後で参加者のお土産に) 5時45分ぐらいになっても来場者は5人ほど。6時になっても半分ぐらいしか埋まっていない。ベイルートの人は来るのが遅いのでと世話役の方。 6時10分ごろに開始。世話役の東京外大の先生が趣旨などを説明したあと、最初の演者、カルラさんの講演が開始。彼女は日本で和紙の研究をしていて、現在ベイルートの大学でも講師として活躍している。彼女は日本語、英語、アラビア語を交えて、和紙の作り方を20分ほど説明。 その講演中に次々と来場者があり、ついに満席に。更にパラパラと入場者が入り立ち見も。 15分のコーヒーブレークの後、いよいよ本田先生の講演がスタート。 静かにコーランの文言を引用して開始したが、昔サウジで地図作りをしていた頃の写真がスクリーンの映し出されるとスイッチが入り、用意してきた原稿から脱線し始める。 観客の食いつきもなかなか良い。 その後、レバノン出身のカーミル・バーバという名前の書家の話に移る。1970年代に活躍し、サウジ航空の機内誌の見出しはほとんど彼の作品だった時期があった由。 最後に本田先生自身の作品を数点解説して終了。結局 40分の予定が1時間以上に(いつものことですが)。 その後、当方が日本アラビア書道協会のアラビア書道の活動を簡単に15分ほど紹介して終了。 観客には数人日本人の姿もあったがほとんどはレバノン人のようにみえる。皆熱心に講演に耳を傾け、時々拍手や笑いなどあり反応も上々。 最終的には60人以上の方が来られ、主催者の話ではでは過去最高の人数ではないかと。 時間が足らず質問は受けられなかったが、恐らく面白い質問がいろいろ出たと思われる。 講演の後のサプライズとして、会場に飾ってある本田先生の作品が当たるくじ引きを行う。これも好評。 本田先生がデモを始めるとまた多くの人が集まり、贅沢なお名前書きに。 そのあと、室内プールのあるホテルの最上階に移り、立食のカクテルパーティー。 みなさん積極的にいろいろ話しかけてくる。ジャーナリスト、デザイナー、日本語教師とその生徒、自称書道家?(余りうまくない作品と著書をくれたが、後で日本研究の結構有名な方と判明)などなど。 食事も洒落た立食用の小ぶりな器に入ったものがずらりと並ぶ。アルコール類ももちろんOK。 いかにも文化サロンと言った感じの雰囲気のなか終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.03.14 17:22:25
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