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アラビア書道とその周辺

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2014.03.13
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雨が降ったり止んだりする中、7時過ぎに今回の世話役の方のオフィスがあるジュマイゼ地区に行く。

少しイスタブールのブルーモスクに似たムハンマド・アミーンモスクのすぐ向かいのビル。辺りは銀行や国会議事堂がありベイルートの中心街だが人通りは殆どない。モスクの隣はセント・ジョージ教会。

そこからすぐのところに2005年にハリーリ前首相が暗殺された霊廟のテントがある。同時に殺された側近の墓とともに埋葬されている。警戒は厳重で数名の迷彩服を着た警官が見張りに立っているが、自由に誰でも見ることができ、写真も撮れる。

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その向かいには殉教者広場。すぐ横に発掘中のローマ時代の水道跡らしき遺跡。この辺りはあちらこちらに遺跡がある。

そこから歩いてすぐでもともとスーク(バザール)があったところが、綺麗に再開発され、ショッピングモールになっている。湾岸諸国にあるモールに比べても引けを取らないし、造りもおしゃれだが、人通りが少ない。平日の夜ということもあろうが、観光客らしき姿が殆どない。湾岸のお金持ちもやってこないと。

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その近くにあるKaram Beirutという高級レバノンレストランで夕食。この辺りには多くのレストランがあったそうだが、ほとんど撤退してしまったとのこと。

アラブ料理の中でもレバノン料理は別格と言われる。味だけではなく、見栄えも重視する。
このレストランの中で特に珍しい料理は羊の生レバー、子羊のタルタル。日本では牛の生レバーも食べられなくなったが、レバノンでは羊も健在。

羊の生レバーは塩、タイムなどの香辛料を少しつけて食べる。牛よりも少しクセと歯応えがあるが、羊独特の臭みは全くない。脂身も一緒に供されるがこちらの方がクセが強い。

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子羊のタルタルは見た目は人参のムース風。なめらかなマシュマロのような食感。マグロのトロのたたきから魚臭さを全て取り除いたような味。生ニンニクが少し入ったクリームと一緒に食べるが全く形容が浮かばない。醤油を垂らせば白飯のおかずになるかも。

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他に定番のピタパン、ホンモス(ひよこ豆のペースト)、ババガヌーシュ(焼きナスのペースト)、タッブール(パセリのサラダ)、ヘンドベ(少し苦味のある野菜)、羊のリブステーキ、羊のシシカバブ。

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(フワフワの小ぶりなピタパン)

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(羊のシシカバブとリブステーキ)

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(ヘンドベの炒め物。ほうれん草のような感じ)

飲み物とコーヒーで締めて一人当たり3500円程度とかなりリーズナブル。

客は始め少なかったが、ベイルートでは21時を過ぎないと人が来ないとのことで帰り際にはかなりの席が埋まっていた。ここでもシーシャが吸える。





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最終更新日  2014.03.13 11:30:20
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