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お正月が明けしばらくして、静かな生活に戻った数日、天中殺の各条件についての高尾先生の記述を読み返してました。 置情条件、阮示条件、回光条件、などの分類について、 重要なポイントですが、三十年を経て・・・これだけの日々を過ごしたからこそ技術としてではなく、じっくり味わいたいという思いで・・・ 四柱推命ではほぼ看られることのない空亡、天中殺ですが、算命学の独壇場であり、 干支の平衡状態を看ることは子平に譲るとしても、この西方天中殺の人間観察はやり凄いな・・・と、再確認しています。 天中殺は、四柱の分野では批判も多いのですけど、 西方天中殺の分類によって、その方の個性、どういう指向性があるか、それぞれの欠けの所有によって生じて来る三次元における欲望がどういう生き方を展開しやすいか、あるいは、家系でどういう役目を果たして行くのか、という分類は学問としてもとても魅了されます。 そして、阮示条件では、そに6パターンの天中殺の組み合わせによって結婚、仕事上のパートナー、友人、師弟、恋愛・・・など、とても納得できますが、これもまた、高尾先生の記述が素晴らしいとしか言い様がありません。 神は人に、西方天中殺という欠けを与えることで、悩み、苦しみ、それを充たそうとすることで基本的な人生は方向付けられて行くというのはやはり実感しますし・・・ 回光条件という考え方もとても独特ですが、自分自身を振り返るこの上ない機会ともなりました。
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