【明治神宮大会2023大学の部】敗戦後、日体大選手の姿を見て思ったこと
今日は準決勝が行われ、第二試合は慶応義塾大が5-1で日本体育大を下し、決勝に駒を進めた。日体大は試合後、ベンチ前で円陣を組みミーティングが行われた。 スカイAで解説をされていた善波達也さん(前明治大監督)は、試合後にベンチ前でミーティングする日体大ナインを見て「この場面(今季最後の公式試合)で、こういったキチッとしたミーティングはあまりないですよ。これをしっかりやるっていうのは、来年新たなチームを作るにあたって本当に良い姿ですね」と感嘆した。 最近はドラフト指名選手数を連盟毎で競う風潮もあるけれど、それは大学野球の一面に過ぎない。無名校出身の選手が見事にレギュラーの座を射止める姿を見るのも痛快だし、また、大学スポーツは巷で様々の不祥事が相次いでいるが、そんな中で整然とチーム作りを目指す姿も、大学野球の魅力だと思う。試合後の日体大の姿にあらためてそのことを教えられた気がする。