テーマ:プロ野球全般。(13396)
カテゴリ:プロ野球
このタイトル、今回で2回目です。
プロ野球を経営することで必ず黒字化して見せます。 なんてオーナーの話が昨年以降、続いている。実際、 楽天・三木谷さんは、有言実行した。選手を大型補強 することなく、勝敗にもこだわらず、地元ファンの声 も無視して監督のクビを切った。その結果、数千万円 の利益を出すに至り、胸を張った。 プロ野球という世界をどうしよう、とかいう発想のな いところで、自社(ここではプロ野球球団の親会社の 意)の経営に数字でどれだけ寄与できるのかが、プロ 野球経営の尺度になっているのが現状。一経営者とし ては当然だろう、株主への責任もある。 でも、それでプロ野球は面白くなるのだろうか。 球団の経営だとか、黒字だとか、はっきり言ってファ ンにとってはどうでもいいこと。面白い野球をバンバ ンやって、応援するチームが勝利すること。それがお おかたのファンにとって楽しいことだろう。 利益だ黒字だというのは、少なくともファンのための プロ野球という発想ではない。あくまで自分のために 言っている。 こういう人たちがオーナーだと、野球がみみっちくな っちまう。 「プロ野球での儲けなど関係ありませんよ、所詮おれ の道楽でやってんだから」と豪快に笑い飛ばすオーナ ーが現れないだろうか。 選手会も「ファンのため」なんて大義名分を表面的に語 っていないで、「高年俸選手のための互助会」であるこ とを明確にしたほうがいい。心にもない「ファンのため」 といって涙まで流すから話が複雑になってしまう。 ただ純粋に野球が好きなオーナー、いい成績を残してい っぱい稼ぎたいという選手。そして、なにより野球が好 きなファンが、ちゃんと入場料を払って球場で観戦する。 これが、あるべき姿だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.20 07:39:37
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