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あま野球日記@大学野球

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2007.04.01
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カテゴリ:プロ野球
いまNHKのテレビを見ていた。番組では、読売・高橋由伸
(桐蔭学園高-慶応義塾大)のここ3か月を追いかけた特集が
組まれていた。

これまで、軸足の左足に体重を残した打撃をしていたが、
右足を踏み込んだときに、その右足に体重が乗る打法を心掛け
その練習を繰り返していた。

そして、その成果がさっそく開幕戦で現れる。
対横浜1回戦。1番打者の高橋は、相手エース・三浦大輔
(高田商高)が放った初球を叩き、右翼スタンドに「初球
本塁打」
を放った。

スタジオでそのVTRを見ていた大野豊(出雲商高-出雲市信金)
さん。自身がプロ野球を引退する契機となったのは、
「当時ルーキーだった高橋由伸に本塁打を打たれたことだった」と、
そう語っていた。

そんな世代交代のキッカケとなるシーンは、プロ野球にままある
ことのようだ。

「怪物」江川卓(作新学院高-法政大)。
今でこそタレント業に勤しんでいるが、選手時代は「怪物」と
評された。そして87年、対広島戦で大学の後輩でもある広島・
小早川毅彦(PL学園高-法政大)に右翼スタンドに本塁打された
ことを機に引退を決意した。

世代交代が厳しいプロ野球の世界。
引退を決意する瞬間。そんなヒトコマが、これまで引退した選手
一人ひとりの記憶に必ずあるのだろう。



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Last updated  2007.04.01 23:12:45
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