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あま野球日記@大学野球

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2007.07.28
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テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:高校野球
高校3年間の夏が、あっけなく終わってしまった・・・。

花咲徳栄高の選手たちは、おそらくそんな気持ちじゃなかった
ろうか。

今日の準決勝・第一試合。
花咲徳 100 100 0 =2
本庄一 120 002 4 =9
(7回コールド)

7回裏、本庄一高の攻撃。
二死走者二・三塁で、7番・西川拓巳がライナーの中前打を打つ。
走者は2人とも生還し、その時点でスコアは2-9となった。

グラウンドでは、淡々と次のプレーに進みかけた。
だが、一瞬の間があって、少しだけ早く本庄一高はコールドゲームに
気づき、三塁側ベンチを飛びだし、本塁付近に整列を始めた。

一歩遅れて、花咲徳栄高ナインもバラバラに並び始めた。

スタンドも同様で、多くの観客はコールドゲームになったことに
気づきもしなかった。この試合は準決勝、しかも花咲徳栄と本庄一
のカード。接戦にこそなっても、コールドなんてことは誰も予想
していなかったはず。

この試合、花咲徳栄にとっては3つの失策が、ことごとく失点に
結びついた。


■初回、二塁手の送球を一塁手が後逸(失点1)
■2回、右前打を右翼手が後逸(失点2)
■6回、一塁ゴロをカバーに入った投手へ悪送球(失点2)

レベルが高くなるほど、つまらない「エラー」をしたほうが負ける
とよく聞くが、花咲徳栄にとっては後悔を残す試合となったと思う。

そして何より、エラーをした選手が打撃で挽回する時間が残されて
いたはずなのに、その機会を迎えることなくコールド試合になって
しまったことに、一番の後悔を残したように思う。



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Last updated  2007.07.29 00:00:35
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