今日は15日に行われたスポニチ大会、準々決勝第1試合・JFE東日本vs
JR東日本戦の詳報を。(だいぶ日にちが遅くなったけれど)
この試合、ボクはJFEの須田幸太(土浦湖北高-早稲田大)と大澤裕介
(作新学院高-法政大)が最も見たい選手だった。でも残念ながら須田の登板
はなく、大澤裕介を中心に見ていた。
≪試合結果≫
JFE東日本 101 010 100 =4
JR東日本 100 100 000 =2
7番・指名打者で出場した大澤、この試合では散々だった。
・1打席目、見逃し三振
・2打席目、ライトフライ
そして第3打席は、スコア2-2の同点で迎えた5回表にまわってきた。
同点の均衡を破る追加点を挙げたJFE、なおも二死満塁のチャンス。
大澤が右の打席に入る前、スタンドからは声援が飛んだ。
「大澤、男になれ~」
だが、フルカウントまで粘ったものの、JRの左腕・斎藤貴志(帝京大)の
128kmのスライダーにバットが空を切り、空振りの三振に倒れてしまった。
続く第4打席もチャンスで打順が巡ってきた。それは7回の表だった。
前の打者の時にパスボールがあり、4点目を追加した直後のこと。
なおも二死二・三塁の好機に、大澤はドン詰まりのショートゴロに倒れてチェンジ。
ベンチに戻る時の大澤、相次ぐ凡退にかなりメゲた表情をしていた。
大澤裕介の法政大時代。
2年前の2007年、大澤は法政大の主将であり4番打者だった。秋季リーグ
には早稲田大・斎藤佑樹を見事に攻略して、スポーツマスコミに話題を提供
したものだった。
試合後、斎藤は「調子が悪いわけでもないのに、あんなに打たれるわけがない」
と茫然自失だったが、大澤は攻略のタネ明かしをした。
「(斎藤は)投球動作に入る時に、ボールがユニホームに触れながらグローブに
入ったら変化球、触れなかったら真っすぐだった。変化球の種類は分からないけど、
だいたいが落ちる系のボールなので対応できた」。
以来、法政大は何度か斎藤佑樹の攻略に成功している。
≪トピックス≫
■東京六大学リーグ出身の選手たち■
JR東日本、早稲田大OBの生島大輔と立教大OBの鈴木雄太が、どちらも
最終回に代打でこの試合に出場していた。
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