テーマ:都市対抗野球(126)
カテゴリ:社会人野球
昨日の第3試合、パナソニック(門真市)-伏木海陸運送(高岡市)は、手に汗握る好ゲームだった。
門真 100 000 100 =2 高岡 000 010 000 =1 (門)與座、庄司、鈴木、小屋、北出 (高)中村、内藤、後藤、佐々木 スコア1-1の同点で迎えた7回、伏木海運は一死三塁のピンチの場面で佐々木竜次(花巻東ー東京農大)をマウンドに送った。結果、1番・上田隼也(高知ー亜細亜大)にセンターへ犠飛を打たれて1点を失ったが、この一球以外は安定した投球を見せた。 (写真)佐々木竜次投手。 後続の打者を空振り三振に仕留めると、続く8回、9回も2つずつ三振を奪う、まったく危なげない好投を見せた。2回2/3、44球、被安打2、与四死球0、奪三振5、自責点0。140km台半ばの直球と、切れ味鋭い変化球で相手打者を翻弄。チェンジアップを交えた緩急も効果的に見えた。 花巻東3年時の夏(2014年)、エースとしてチームを岩手県大会決勝に牽引するも松本裕樹(現・ソフトバンクホークス)を擁する盛岡大附に逆転負けし、甲子園出場は叶わなかった。東京農大時代は故障に泣き満足できる成績を残せなかったけれど、いま都市対抗という大舞台で実力の片鱗を披露できた。 今大会は補強選手としての出場。本来の所属は医薬品卸業のバイタルネット(新潟)、このチームの監督は元近鉄バファローズの加藤正樹さん(PL学園ー早稲田大)。 (写真)パナソニック・小屋裕投手(神戸国際大附ー大阪商大)。身長162cmと小柄ながら躍動感あふれる投球フォームと、投げるごとに吹っ飛ぶ帽子、そして気合の雄叫びで、見る人を釘付けにする。スピードがどうとか制球がどうとか以上に、気合で真っ向勝負して相手打者をねじ伏せるタイプ。 (写真)バイタルネット監督の加藤正樹さん。伝説の「10・19」(1988年)では2試合とも途中出場。第一試合では8回、村上の適時二塁打で貴重な同点のホームを踏んだ。~『近鉄バファローズ大全』(洋泉社)より。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.27 22:55:14
コメント(0) | コメントを書く
[社会人野球] カテゴリの最新記事
|
|