2009年11月22日に行われた「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜vs
大学日本代表」のこと。
■両チームを通じ、この試合には計48人の選手たちが登場した。そして最後の
48番目に出場した選手は中日・岩崎恭平(東海大相模高-東海大)だった。
出番が訪れたのは9回裏二死の場面。粘りに粘って右前安打を放った嶋基宏
(楽天、中京大中京高-國學院大)の代走として岩崎が登場した。だが次打者の
坂本勇人(読売、光星学院高)が菅野智之(東海大3年、東海大相模高)の
2球目を打ち、あっさり三ゴロに倒れて万事休す。岩崎は見せ場を作ることなく
試合は終わってしまった。
■岩崎恭平にとって、大学日本代表の1番を務める伊志嶺翔大(3年、沖縄尚学高)
は東海大の2年後輩に当たる。また菅野は東海大の3年後輩だ。また大学代表の
各選手たちとの関係も深い。
08年の全日本大学野球選手権・準決勝では、野村祐輔(当時・1年、広陵高)や
荒木郁也(当時・2年、日大三高)のいた明治大との対戦を経験。また決勝では
乾真大(当時・2年、東洋大姫路高)や林崎遼(同)のいた東洋大とも対戦をした。
結局この大会では、岩崎のいた東海大は東洋大に敗れ、前年に続く準優勝に終わっ
た。だが準決勝の対明治大戦の「大逆転劇」は、記録にも記憶にも残る「迷」試合。
明治大が6点をリードした後、東海大が5回に一挙16点を奪って逆転勝利したとん
でもない試合だった。スコアは次のとおり。
(準決勝、東海大vs明治大 2008年6月14日)
明 303 0 0 0 001 =7
海 000 016 0 10× =17
(明)江柄子-岩田-野村-近藤-門田、(海)杉本-中西-小松崎
■また、2008年7月に開催された第4回世界大学野球選手権(於:チェコ)に、岩崎
は日本代表選手として選出されている。この時のチームメイトには斎藤佑樹(当時・
早稲田大2年、早稲田実)らがいた。
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