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祝日ですが、久しぶりに絵を観に行きたくて、SOMPO美術館の「ゴッホと静物画 伝統から革新へ」展の入場予約サイトを見てみると、最終回が“残り僅か”となっていました。
行くなら、今日。 美術館の開館時間は10:00~18:00。 最終回は16:30~17:30に入場するのですが、16:30に入場すれば1時間半あります。 急いで予約してしまいました。 久しぶりのSOMPO美術館。 あれ、入口が変わっているのね。16:15には着いてしまったのですが、「空きがありますから、どうぞ」と15:30~16:30入場のカードを渡され、早目の入場をさせていただけました。 静物画。私は嫌いではありません。 今回の展覧会は、ゴッホが画家になるために学んだ軌跡をたどりつつ、17世紀のオランダから20世紀のヨーロッパ静物画を観ることができる企画です。 会場内、写真を撮ってもOKでしたので(人を写り込ませないように)、結構シャッター音が聞こえてきます。私も途中から気に入った絵の写真を撮らせていただきました。 携帯電話をかなり絵の前までかざして写す人もいて、それはちょっと気になりました。 だからなるべく邪魔にならないように写したら、あら、端が欠けたかしらという写真が(笑) これはアンリ・ファンタン=ラトゥール。すごい質感表現です。 ![]() これはピエール=オーギュスト・ルノワール。 ![]() ポール・セザンヌの「りんごとナプキン」もありました。 今回展示されていたゴッホの静物画は、どこかぎこちない感じがします。 まだ自分のスタイルを探しているというような。先人たちのこういう作品を目にして、さあどうしようという感じの絵が展示されていました。 次のコーナーは花の静物画。 これはエドゥアール・マネの作品。筆致の柔らかさが印象的です。 ![]() 花の静物画ばかり並んでいるのも、なんだかおもしろいです。 ![]() これはクロード・モネのグラジオラス。対に飾られていました。掛け軸を思わせる構図です。 ![]() この花の静物画のコーナーは「ひまわり」が飾られており、一番の人だかりでした。 SOMPO美術館所有の絵ですから、他の展示会でも飾られていたりしますが、やっぱり人気なのですね。 ひまわりモティーフの絵がいろいろ展示されていて、ゴッホの「ひまわり」以外も面白かったです。 ![]() ゴッホの「ひまわり」はとても写真が撮りにくかったので撮りませんでしたが、こちらのアイリスはその隣に展示されていたもの。黄色と青のコントラストが印象的です。 ![]() ちなみに、これはポール・ゴーギャン。描き込まれている彫像もゴーギャン作だそうです。 ![]() エッシャーのひまわりの絵が気に入ったのですが、これは撮影禁止となっていました。 いくつかそういう作品もあります。 ブラマンクやシャガールの絵もあって、なかなか素敵な展覧会でした。 観終えて、「図録を買って帰ろう」と思いつつミュージアムショップへ。 センスのよいもの文具やカードが揃えてありましたが、ビックリしたのはお会計。 長蛇の列です。「お会計に1時間以上かかる場合がございます」という貼り紙がショップの前の廊下に貼ってあったのは見ましたが、まさか、まさかです。 だって、「ひまわり」を観るために並ぶよりずっと長い時間並ぶことになるわけです。 図録も「会計でお申し付けください」ですから、欲しいと伝えるまでに何回も折り返して並んでいる列に着かねばなりません。 会計には2人しかスタッフがいないので、なかなか進まないのです。 20分以上並んだところで列をつくるためのスタンドに貼り紙を見つけました。 「ここから30分以上かかります」 もう閉館時間になっちゃうじゃん。 ・・・あきらめて列を離れてしまいました。 その後にもフラメンコのレッスン予定が入っていたし。 図録は残念でしたが、展覧会なかなか良かったです♪ 芸術の秋、楽しめました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月25日 22時43分42秒
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