カテゴリ:ペット
最近、ドミと一緒に長めの散歩に行く。
夏女なので寒くなるのは全く嬉しくないけど、夕方明るいうちからドミと長い散歩が出来て、しかもドミが元気いっぱい歩くのはいいことなので、それは素直に嬉しい。 で。 長めの散歩のときしか通らない、車の入らない細い道があって、そこで最近必ず白猫に出くわす。 今までも散歩の途中でニャンコと遭遇することはちょいちょいあったけど、動いていないグレーの猫は、ドミが真横を通っても微動だにせず、そのせいでドミがその猫の存在にまったく気づかなかったり、ひょいと飛び出した黒猫にドミが猛烈に反応して吠えまくり暴れまくりしたりとか、毎回反応は違うんだけど、だいたいはドミが猫の存在に気が付くと大暴れして吠えてめんどくさいので、なるべく遭遇しないように気を付けていた。 ところが今度の白猫は、どう見てもドミにターゲットを絞って近づいてくる。 その時の顔付きが、他の猫と全然違う。 他の猫は、自分のなわばりに入られてあからさまに迷惑そうな顔をしていたり、いきなりドミに気が付いて、驚愕したりおびえたり、そんな顔はちょくちょく見たことがあったんだけど。 今回の白猫の顔は、どう見ても「ちょっと怖いけどはらはらドキドキ!!」って感じで、顔がどう見てもワクテカしている。 塀の上から、木の陰から、草の影から、ドミを熱く見つめつつ、こっそり近づこうとしてくる。 そしてドミはそれに滅多に気づかない。 ただでさえ片目で視野が狭い上、もともと動体視力はそこそこだけど、動いていないなら猫の真横を通っても気が付かないぐらいニブイ奴である。 まして塀の上とか、空間をうまく利用して追跡されたら、ドミはまったく気づかないのである。 そして、気づくのは私。 目立つんだ、白猫。 草の中に隠れても、思いっきり存在が浮かんでるし。 薄暮ならなおさら白い毛皮が目立つ目立つ。 どう見てもわくわくした表情で近づいてくるニャンコに対して、ドミに気づかれないようにそーっと、目で威嚇したり、顔で威嚇したり、靴底をならして威嚇したりして近づけないように画策するが、その私の態度を見たニャンコの行動は…。 「…ニャーン…(上目遣いに私の顔を見ながら)」 …こいつ…甘えてきやがった…。 なんでそんなにドミにちょっかいかけたいんだ…。 他の得物を狙いなさいよ、ドミなんか狙わないで。 そんな感じで毎回ストーカー白猫に悩まされていたのだが、本日ついにドミが気づいた!! 慌てて草の影でかたまる白ニャンコ! しかし、緑の草むらから突き出た真っ白な上半身は、めっちゃくちゃ目立ってるぞ!!! ぴくりとも動かないニャンコに向かって、唸ったりちょっと吠えたりするドミ。 しかし悲しいかな、ぴくりとも動かないニャンコをドミがずっと補足し続けるのは難しい。 まして私に妨害されまくってるんだもんね。 かくして、本日も直接コンタクトはないまま無事にお散歩は終了した。 しかし…またあそこで待ってるんだろうな…我々がお散歩してくるのをずーっと。 なんであんなにワンコとその飼い主に執拗にストーカーをするのだろう。 ニャンコの行動も不思議だよねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 22, 2007 01:08:15 AM
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