カテゴリ:ペット
実は昨日はなんとなくエントリを書く気になれなかった。
ドミの手術の日だったのである。 残っていたもう一つの目が網膜剥離で失明し、その後緑内障も併発して痛みがあったりしたのは以前も書いたけど、これ以上目が腫れたり、痛みが出たりしないように、目の中に薬剤を注入して房水産生機能を止める処置をする…予定だったのである。 で、どうなったかというと、全身麻酔をかけて目の中の水晶体を吸い出してその体積に薬剤を入れるはずが、水晶体が固すぎて(予想外)吸い出せず、出血もしたため手術は中止になった。 先生は非常に頑張っていろいろやってくれて、休憩もせずにドミにかかりきりになってくださったらしく、やはり予想外の出来事だったので、一晩様子を見させてくださいということになって、昨日は入院となったのである。 何せ車で約1.5-2時間かかるところにある病院なので、昨日は電話で夕方様子を聞いた。 「少し元気が出てきて、ご飯も少し食べましたし、おしっこも出ましたから。」 とのことで、一安心したけど、どうせ心配したって何も出来ないし、昨日は飲み会だったので、心配のあまり思わず痛飲して今日は二日酔い気味だった…ダメじゃん。 今日、母が迎えに行ってくれた。 「思ったより元気よ。」とメールをくれたので、ちょっとほっとした。 家に帰ってみたら、エリザベスカラーを付けたドミがお出迎えしてくれた。 目が真っ赤だけど、あまり痛がっている様子はなくて一安心。 態度もいつもとあまりかわらないが、父の膝に載りたがって、載ったら降りたがらない。 ちょっと甘えん坊になってしまった。無理もない。 失明しているのに、いきなり知らない場所で一夜を過ごしたわけだし。 わけわからんという感じだっただろう。 ま、心細かったのは確かだろうけど、あの先生が(たぶん)相当きっちり面倒を見てくれただろうと思う。 だってそんな感じなんだもん…診療の合間にドミを撫でて話しかけたりする様子を見れば、なんとなくこっちとしても安心感を持って信頼できる。 母も、今回の事は残念だったが、先生と家族が一生懸命考えて、一番いいと思う方法をやってみたわけで、それが不運にもうまくいかなかったことは、それはしょうがないと、先生にお礼を言って帰ってきたそうだ。私も同感である。 …それにドミは結構図太い。 いつもの甘えん坊の状態を見てると心配になるけど、それでも自分が構って欲しくないときは、勝手に隅っこに行って寝たりする性格だから(ちょっと猫系)、孤独がものすごくストレスになるタイプじゃないのである。 もちろん気を張ってるんだと思うけど、他所ではちゃんと言うことを聞いたり、おとなしくしておいたりするらしい。 トリミングに出したり、幼少時より主にトレーニング目的で1泊ペットホテルに預けたりしたり、(家族がいない環境にも多少慣らしておかないと、こういうときストレスがかかりすぎてかえってよくないから)、一緒にペットと一緒に泊まれる温泉とかに行って、家以外の環境で寝るようにも慣らしてあるから、まあね。ある程度の適応性はあるのだろう。 …それでもストレスになったには違いないんだろうけど。 母が迎えに行って、入り口から入って先生と話をしていたら、奥から、 「迎えに来てるなら、だべってないで早く出せ出せ!!」 と言わんばかりに奥から吠えてたらしいから、ま、大丈夫かなと。 で、今日はみんなでぶりぶりに甘やかしているので、また早晩尊大な態度が戻ってくるだろう。 内服と点眼としてるけど、やはりそんなにすごい痛みはないらしい。 このまま順調に回復すれば、またしばらくは状況をやり過ごせるに違いない。 ただし、次に悪くなったときは、たぶん眼球摘出しか手がなくなった。 その日がいつくるか。コントロールが悪くなったときは覚悟をしなければならない。 また全身麻酔で負担をかけるのは気になるが、そうも言っていられない日が来るかも知れない。 その都度、みんなで一生懸命考えて、ドミにとって一番いいようにするしかないんだけどね。 皆様、ご心配おかけしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 18, 2008 10:15:13 PM
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