あすなろ日記

2024/03/02(土)22:06

ガンダムOO「ハロ」第4話

「ガンダムOO」詩・小説(33)

BLの苦手な方は読まないでください。  あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。  何卒お許しくださいませ。m(_ _)m                  だが、マンションに辿り着いた時にはもう、ロックオンの  姿はなかった。刹那は不安に押し潰されそうになった。  するとその時、背後から大きな手で目隠しをされ、  「だ~れだ。」  と、能天気な声で耳元で囁かれた。  「ロックオン?・・・ふざけるな!」  突然の出来事に刹那は驚いて振り返えると、無邪気な  笑顔がそこにあった。  「ロックオン何処に行って・・・」  刹那は涙が溢れそうになった。言葉にならない感情を  押し殺そうと刹那は必死に目を擦った。  「ごめん。まだ怒ってるのか?気になって探してたんだぞ。」  ロックオンは刹那の両肩に手を置いて、優しい眼差しで  刹那の顔を覗き込んだ。  「ロックオン、ハロに時限爆弾が仕掛けられているって  アレルヤから電話があった。ある言葉を言うとタイマーが  作動するって。」  「本当か?ある言葉ってなんだ?」  「分からない。でも、すぐに分解して爆弾を取り外そう。」  刹那はドライバーを持って、ハロを捕まえようとした。  「ハロ、ハロ、コワイ、コワイ、ブンカイ、キライ、キライ・・・」  ハロは部屋中を逃げまわった。  「ハロおいで。怖くなんかないよ。大丈夫だから。」  ロックオンがそう言うとハロはロックオンの胸に跳び込んだ。  「ハロ、ハロ、セツナ、コワイ」  「よしよし、大丈夫だからね。良い子にしてろよ。」  ロックオンはハロの頭を優しく撫でて抱きしめた後、  ハロを押さえつけて、  「刹那、やれっ。」  と言った。                          (続く)                    

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