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カテゴリ:DVD-Audio Project
さて、ハイエンドですが、恐らく富田氏のコメントと思われるものがスタジオKに書かれています。
「ところで、EMMはいかがですか?」 「どんどん良くなってきてもうこれでオーディオは終わりです。」 (下記12/6の日記にも他のヒトのEMMの感想があります。) http://note3.nifty.com/cgi-bin/note.cgi?u=UGI34812&n=kuri あれだけ見た目がしょぼいと叩かれているEMMですが、中身は本物のようです。 恐らく、規格を知り尽くした本人がDSDを最も活かすように作っているのでしょう。 ただ見た目がしょぼいということからその実装技術には少し疑問が残ります。 EMMはCDをCDSDのDD機能で5.6MHz信号にしてDSD DAC機器に送るそうです。 PCMの96kHzレベルの信号だと思うのですが、ここでしょぼいケーブルを使うとハイエンドCDトラポに軽く負けてしまいます。富田氏ですからそこはハイエンドケーブルを奢っているのでしょう。 ハイエンドからSACDやDVD-audioへの移行がスムースにいかないのはこの辺に理由がありそうです。要するに規格に対応しきった機器やケーブルがほとんどないのです。 すると、結果的に旨味を出し切ったCDの方が良かったという結果になります。 本当は○○○○○○○○○が○○○でなく、○○○○くらいにした方が良いらしいのですが、そのような製品はほとんど無いようです。独自規格で暗号化してつなぎ、専用のケーブルでつないでいれば中にはそういう製品もあるかもしれませんが…いずれにしろ、実装技術がものをいう世界なのにそれを持っているメーカーが少ないと。結果、ICの基盤上で最短経路をとらすことでかろうじて規格の優位性だけは抽出できるも、アナログ系の実装に問題があるからハイエンドにはならない製品が多くなるわけです。 さて、ハイサンプリングの旨味とは44.1kHz臭さがなくなること。 それだけと言っても良いくらいなのですが、実装技術が悪いと音の鮮度が落ちてしまいます。 実装技術が良いからと言って、44.1kHz臭さがなくなること以上のものがあるのかないのか? 実はこの答えはまだ出ていません。 969改である程度の答えが出ると思います。 マルチに関しては、969改+8chプリがゴンドルやEMMペアに対応するものと思われます。 デジタル出力に興味のあるユーザーさんはどうやら例のごとく私だけのようですから、そちらの可能性は細々とやっていきます。最近気付いたのですが、DD, DTSもトランスポートからデジタル出力されますから最大のメリットはAVプリレス。つまり、真のフルベルテックシステムが構築できることです。 私はとりあえず、969改にハイサンプリングすることで44.1kHz臭さがなくなることを期待しており、情報量のアップなどはリサンプリング後のリミックスでカバーしようと考えています。もちろん、実装技術による情報量のアップも期待はしていますが…D-1系の方向になるのか、全く違ったものになるのか…電源部分離の効果は計りしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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