バール・フィリップス 3DAYS in EGG FARM 2012
50年以上の間、ジャズ、即興音楽の最前線を牽引してきたバールフィリップスさんと共演することができる。これは今年最大の事件だ。バールさんのベーシストとしての歴史を見ていくと、エリックドルフィーやオーネットコールマン、ジミージェフリー、ジョージラッセル、アッティラゾラ、エヴァンパーカー、マリオンブラウン、デイブホランド…挙げればきりのないくらいの素晴らしい共演者がいます。そして世界で最初に無伴奏ソロコントラバスの録音をした人でもあります。会場は埼玉県深谷市と少し遠い場所ですが、現代音楽や即興音楽の素晴らしいコンサートを続けてきた場所として有名な場所です。ここに出演出来ることも嬉しいです。バール・フィリップス3daysとして中日の27日にベースアンサンブル弦311で共演します。前日は高橋悠治さんと小杉武久さんとのトリオ。最終日は高橋悠治さんと箏の沢井一恵さんとのトリオです。出演日以外も俺は全て見に行こうと思っています。27日はバールさんの78歳の誕生日でもあります。どうか多くの人とこの記念する日をお祝いしたいと思っています。10/26~10/28“バール・フィリップス 3DAYS in EGG FARM 2012”会場:スペース・フー(http://hall-eggfarm.com/)住所:埼玉県深谷市櫛挽140-1 ホール・エッグファーム10月26日(金)with 高橋悠治(ピアノ)、小杉武久(エレクトロニクス)19:00open/19:30start料金:ライブ&1ドリンク4,000円(当日券4,500円)※カフェあります*送迎有(要予約)JR高崎線 下り (湘南新宿ライン特別快速 高崎行き)特別快速(小田原発)横浜16:50・・渋谷17:17・・新宿17:23・・池袋17:29・・赤羽17:38・・大宮17:52・・熊谷18:24・・深谷着18:3810月27日(土)with ベースアンサンブルGen311(齋藤徹、田辺和弘、田嶋真佐雄、瀬尾高志、パール・アレキサンダー)16:00open/16:30start料金:ライブ&1ドリンク4,000円(当日券 4,500円)終演後食事タイムライブ&1ドリンク+1ディッシュ5,500円(当日券 6,000円)*送迎有(要予約)JR高崎線 下り (湘南新宿ライン特別快速 高崎行き)特別快速(小田原発)横浜13:49・・渋谷14:14・・新宿14:19・・池袋14:25・・赤羽14:34・・大宮14:48・・熊谷15:18・・深谷着15:3310月28日(日)with 高橋悠治(ピアノ)、沢井一恵(17絃)16:00open/16:30start料金:ライブ&1ドリンク4,000円(当日券 4,500円)終演後食事タイムライブ&1ドリンク+1ディッシュ5,500円(当日券 6,000円)送迎有(要予約)JR高崎線 下り (湘南新宿ライン特別快速 高崎行き)特別快速(小田原発)横浜13:49・・渋谷14:14・・新宿14:19・・池袋14:25・・赤羽14:34・・大宮14:48・・熊谷15:18・・深谷着15:33予約・問い合わせ:Tel.048-585-6685、090-5584-3104(サイトウ)/FAX.48-585-6687 /E-Mail.spacewho@ikn.co.jp※通し券 3DAYS 10,000円(ライブチケットのみ 1ディッシュ各日+1500円) 2DAYS 7,000円総合問い合わせ:Travessia (http://travessiart.com) travessia1027@gmail.comフライヤーデザイン:大橋祐介協力:EU-JAPANフェスト日本委員会、鶴屋弓弦堂、玉木康晃、玉木千裕、長野由利子 Barre Phillips (バール・フィリップス)1934年カリフォルニア生まれ。ニューヨークに進出、当時隆盛していたフリージャズ演奏を続ける。60年代後半よりヨーロッパでの活動が増え(ジャン・ジュネとのコラボレーションもある。)自らの音楽的指向と一致することから、1970年代よりフランス南東部プジョー・ビルに住む。1000年前のSainte Philomene教会を発見、修復、管理し居住する。絵はがきやバッジも発行され、現在も観光客が訪れる。その功績からフランス国籍取得を薦められるが、アメリカ国籍のまま。The Trio、ECMレーベル最初期からのアーティストとしてヨーロッパのフリー・インプロヴィゼーションシーンでの中心的活躍を続けている。ダンスとのコラボレーション、数多くのワークショップ、ロバート・クレイマー(映像作家)との数多くの共作があり、ISB(国際コントラバス協会)の議長に選出され、クラシック、ジャズなどのジャンルを超え世界のコントラバス界での尊敬を集めている。あふれるような人間的な魅力から彼の周りには自然に多くの人々が集まり、その人々同士の出会い・繋がりがどんどんと広がっていく。芸術的な成果だけでなくあらゆる方面で豊かな人間関係を築いていることは特筆すべきことだろう。日本へは、演奏ばかりでなく、山形ドキュメンタリー映画祭への招待、阪神・淡路大震災チャリティなどで何回も来日をしている。齋藤徹とは初来日の時から共演を重ね、世界各国でのコントラバス祭でも協力、お互いの楽器(gand & bernardel)を交換、日本・ヨーロッパでのデュオ、グループツアーなど、誕生日が同じ(10月27日)なこともあり友情が続いている。阪神・淡路大震災の時はアクト神戸という運動のヨーロッパでの中心メンバーとしてチャリティコンサート、日仏アーティストの交流などに尽力したことも忘れてはならない。