・巨人の18番さようなら
巨人の桑田、23日見納め…ファンフェスタで最後のユニホーム姿2006年11月19日06時00分 スポーツ報知 巨人を退団、米球界挑戦の意向を示した桑田真澄投手(38)が、今月23日に東京ドームで開催される「ジャイアンツファンフェスタ2006」でお別れスピーチを行うことが正式に決まった。巨人のユニホームでの18番はこれが見納めとなり、自らの肉声で感謝を伝え、新天地へ旅立つ。 多くの思い出が染み込んだ東京ドームで「巨人・桑田」のラストシーンが展開される。球団関係者によれば、ファンフェスタでは桑田の「お別れセレモニー」が行われることが決定。本人が直々にファンにスピーチする。 桑田は9月23日、球団ホームページ内の自身のコラムで退団の意向を表明。翌24日、G球場でのイースタン・対湘南戦で約4000人のファンを前に“お別れ登板”を行った。球団サイドは本拠地最終戦となる10月10日の中日戦登板を打診したが、中日の優勝がかかっていることから「一野球人として、そういうことはあってはならない」と辞退。だが、ファンのことを第一に考える桑田だけに、最後は本拠地で感謝を伝えることを決めた。 97年4月6日、右ひじ内側側副靱帯(じんたい)の断裂から復活し、マウンドのプレートに右ひじを添える儀式を行った特別の場所でもある東京ドーム。当日は万感の思いを込めたスピーチが聞かれそうだ。 □今週の週刊ポストに桑田さんと金田大先輩の対談が載っています。このところずっと桑田さん情報を注意深く追いかけていたのでわたしにとって新事実はなかったですが、同じ事でも改めて桑田さんの言葉で表現されるとまた目頭が熱くなったり、ハラがたったりしました。 桑田事情通は別として、一般的には桑田さんが今回取った行動はきっと身勝手だと誤解されているんだと思います。金田さんがそのへんをうまくリードしてくれていました。事情を正しく知れば納得できる、というより本当にファンを第一に考えた桑田さんらしい行動だったんです。ご本人も少し語っていましたが6月以降どれほど悩んだんでしょう。自分が必要とされてない(戦力外)と言われないまま「そうにちがいない、いやそんなはずはない」と繰り返し繰り返し考える毎日、辛かったと思います。増して、彼は野球エリートですし、背番号18ですから。 23日、ファンを前に何を最後に語ってくれるでしょう。当日東京ドームには行けませんがその晩のスポーツニュースと翌日の新聞を楽しみにします。さしあたり、今夜のJスポにご出演と聞いていますので注目ですよ。