2007/05/21(月)19:43
師匠との再会
今日のお昼は西湖近くにある、タイ料理店「蕉葉 banana leaf」で。
私が師匠と仰ぐ、元上司の洪さんが、江蘇から車を運転して会いにきてくれた。
*ほらふきチャオで出てきた ビッグマウス台湾人 は彼です。
洪さんは台湾人。
外省人。
お父さんが上海から台湾に渡ったと聞いている。
英語が得意でヨーロッパ向けの営業が多いからか
話す内容が、いつもちょっと洒落ていてユーモラス。
また陽気でおしゃべり。
なので、どこに行っても場がパッと明るくなる。
緊張しやすく人見知りのある私は、羨ましい限り。
頭の回転が早くて、数々の問題を臨機応変に対処していく。
常識とロジックはあるけれど、固定観念はない。
枠がないから、どんな方法でも思いつく。
2年くらい一緒に働いて、驚く事ばかりだった。
特にネゴは。
筋の通ったマシンガントーク。
言葉に詰まったのを見た事がない。
どんな屁理屈にも、必ずボールを打ち返す。
相手が客でも何でも一緒。
何回か客が苦情を言ってきて、洪さんとネゴをしたけれど。
会議室から意気揚々と出てくるのは、いつも洪さんで。
ネゴ相手の台湾人や大陸人が、みんなヘコヘコ頭下げて帰っていったのが
メチャクチャ不思議だった。
口数が多くて、ずっと喋っているから、ハッキリ言ってうるさい^^;
人によって合う合わないがある。
合わない人とは社交辞令以外、口をきかない。
逆に相手もそうで、洪さんを苦手とする人も多い。
ボーッとしていて何でも驚く私は、格好の聞き役だったよう。
でも話は退屈しない。
聞く人を引き付ける内容と話術を持っている。
お陰で私のヒヤリングは、かなり上がった^^;;
政治腐敗や台湾の国際的立場、また外省人である事から、
自分がいつどうなるか分からない、と危機意識を持ってて常に色々考えている。
その辺がノホホンとしている私と違うな~と思う。
さてさて去年の8月に会って以来、9ヶ月ぶりか。
先に店に入っていた洪さん。
マオカラーで来たか^^;;(写真、分かりにくいですが)
色は黒くて、髪の毛がクセ毛。日本人に間違えられる事が多いけど、
でもよく見たら違うし、何だかどこから来たのか分からない華僑のよう。
ちょっと久しぶりで緊張したけど、マシンガントークが始まって
すぐにいつもの雰囲気になった。
右手を上げて
「小朋友!^▽^(僕!)」 とウェイターを呼ぶ ^^;;
「小朋友」もちょっとビックリ。
でも気圧されてか、すぐに「はい~!!」みたいな感じで、やってくる。
「小朋友なんて、言ってもいいの?(心配)」と聞くと
「俺から見れば皆、小朋友・小姑娘だろー。俺が20歳の時、
あの子は影も形もないぞ(御年、50過ぎ)」
メニューを見ながらサラリと言う。
・・・まあね^^;;
ネットで探して適当に予約した店なんだけど、
ここは、結構有名みたい。
柱に写真が沢山かかってあるのだけれど。
全部、有名人の来店記念写真らしい。
丁度、近くにこの人の写真も。
右から三番目。
劉徳華 アンディ・ラウ
中華圏芸能界に疎い私でも、この人は知ってる ^^;;
他にも監督やら歌手やら、知らない人が沢山(汗)
お料理は、ちょっと塩が効き過ぎの感があるけれど美味しかった。
(おしゃべりに夢中で写真忘れました)
途中、バンドが演奏して歌を3曲くらい歌って。(何故かフィリピンバンド)
仕事の事を相談して、回答をもらって。
最後にデザート。
もち米にココナツミルクかけてマンゴーを添えた物と、
小豆・トウモロコシ等が入って、ココナツミルクでマイルドにしている
甘くて冷たいスープ。(名前をからきし覚えていない)
ここで私が、
今日は・・・大丈夫かな?
と思ったのは。
洪さんは、complain(苦情)が多い人だから。
外に一緒に食べに行って、クレームつけなかった事がない。
でも今日は、料理がちょっと塩辛い以外、何も言わなかったし。。
平和に終われそうだな・・・
と思って顔を見たら、
(~_~)
・・・何、何!?(汗)
「このマンゴー・・・(~_~)」
マンゴーがどした!?
かちゃん、とスプーンを置いて。
「complain!(苦情!)」と宣言。
「小朋友!(僕!)」 と、ウェイターを呼んだ。
やっぱりな・・・^▽^;;
まあいい。
久々に拝見させてもらいましょうか・・・
「華麗なるcomplain(苦情)」
つづく。
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ちょっと古いけど「華麗なる一族」以来、「華麗なる~~」っていうフレーズが好きなんです。