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Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

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Dec 29, 2015
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みなさん、こんにちは。

 前回の書き込みに関しまして、当ブログ開設以来、最多のコメントをいただきました。どうもありがとうございます。安全について関心の高い方が多いことを嬉しく思います。

 ただし、一部に誤読と事実誤認が見られるので、その点だけ正しておきたいと思います。

 私は持論として「ATのブレーキは左足で踏んだ方が安全ではないか?」と思っていますが、「今すぐ全員そうしろ」とは書いておりません。結論として提案しているのは、以下の2点です。

1.私が調べた範囲では、学術的にATの左足ブレーキの得失が検証されたことがないようなので、まずそこのところを明らかにするべきではないか。

2.「左足ブレーキのほうが安全かも」と思ったドライバーが、安全に練習できる環境を用意したらどうか。それはペーパードライバー講習のような形で可能ではないか。

 1番目は、まず左足ブレーキの得失を学術的に明らかにして、今回のような議論に決着をつけることが必要だ、ということです。 

 2番目は、「慣れ親しんだ操作を簡単には変えられない」のなら、練習環境を整備して、ドライバーが個人の責任において選択できるようにしておくべきではないか、ということですね。

 「MTでクラッチで踏むことに慣れてしまった左足で微妙なブレーキ操作は難しい」旨の指摘もいただきましたが、半クラッチって、すごく繊細なペダルコントロールですよね? だからこれも(左足ブレーキ実践者の方が指摘している通り)訓練次第でどうにでもなると思います。個人差はありますから、そこは教習というかたちで、教官の見極めとドライバーの責任で決めればいいんです。

 ちなみにアメリカでは、ブレーキをどちらの足で踏むかの選択は、ドライバーに委ねられています。その結果、左足でブレーキを踏む人が多いようです。ATのブレーキペダルがMTのそれより横に長いのは、左足でも踏みやすいようにするためなんですよ。「ならば、もっと左につければ」と思って当然ですが、右足でブレーキを踏みたい人もいるわけで(MTと混用している人など)、両者に配慮した結果が、今のレイアウトなんですね。

 それから「クルマの構造は”本質”ではない」というご指摘もいただきましたが、その”本質”に対して有効な策が打てないからこそ、次善の策を検討しているわけですね。現在は認知症ドライバー対策として、75歳以上の免許書き換え時に検査を行うに止まっていますが、もちろんこちらの方面でも、有効な対策を考え続けていく必要はあります。

 まあ個人的には、AT限定免許を廃止するのと、60歳過ぎたらAT車の運転を禁止するぐらいのことは、やってもいいんじゃないかと思っておりますが(^^;。 

 メーカーでも独自に安全運転講習を主催しているところがありますので、行政が動かないのであれば、そういうところを焚きつけて、左足ブレーキの得失を研究してもらう手もあるかもしれませんね。






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Last updated  Dec 29, 2015 08:49:29 AM
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