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カテゴリ:なんでだろう?!
今日もヒト押しありがとう!!
最近、いつもTBをくれる高校生からタイトルにある質問を頂いたので、ちょっと考えてみようと思います。 まず、ニート(NEET)って正確にはどう定義されているのかから紹介したいと思います。 NEETとは「Not in Employment, Education, or Training」の略称で、雇用されておらず、学業もしておらず、職業訓練も受けておらず、求職もしていない人を指します。 簡単に言うと「引きこもり」ということです。 ここで、いきなり疑問に思うことがありません?そう、どうして働いていない人が食っていけるのか?ということなんです。 質問をしてくれた高校生のおばあちゃんから質問されたみたいなんだけど、たぶんおばあちゃん位の年の人から考えたら働かないで家にいるなんてありえないって考えたと思うよ。 「働かざる者、喰うべからず。」って言葉知ってるかな? 昔は喰うに精一杯っていう時代があったんだ。社会の授業か何かで戦後の生活はどんな風だったか調べてみると面白いかも。 で話を戻すと、出してくれた質問に対する原因はいくつか考えられるんだけど、そのひとつに「親の囲い込み」がある思うんだ。 囲い込みって知ってるかな?簡単に言うと、いつまで経っても親が子離れしないで子供の世話をし続けているってことなんです。 「いつまでもここに住んでいていいのよ。」だとか、 「ご飯を毎日つくってあげる」だとか、 「洗濯もやってあげる」だとか、 「水道代・電気代・ガス代」だとか、 これら全部をニートの親は面倒見てあげているらしいんだ。 こんな衣食住が全部そろった状態でずっといられるとしたら、自分だったらどうなっちゃうと思う?? そう、普通は「楽だし、このままでいっか。」って事になるんです。 でも、楽そうで始めたニート生活も、実は精神的にも肉体的にも辛いってコトにほとんどの人が気付くみたいなんだ。だって何もしなくって良い人生って、考えてみただけで元気が湧いて来なさそうだよね。 この「元気が湧いて来なくなる」っていうのがニートが増える原因の大きなところだと思うんだ。その内に仕事がしたくなったらしようかな、と考えていたとしても、いざとなると腰が重くて動けなくなる。 「まっ、次の機会にしよう。」とその時は思っても、実はそこに落とし穴があるんです。そうやって先延ばしにしている内に、家の外に出て働くことが怖くなってくるようなんです。 温室状態の家から飛び出す勇気が自分でも知らない内に無くなってしまうんだろうね。そうやってニートという状態から一歩も前に進めなくなっていく。 これがニートが増えるのなんで?の構造だと思われます。 次回は、アンディーに「親が子供を囲い込むのはなんで?」について追究してもらおうと思います。乞うご期待☆ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月25日 22時14分39秒
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