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カテゴリ:カナダ
一ヶ月半の日本滞在もあっと間に過ぎ、今日、バンクーバーへ戻ってきました。
正直、「今回は観光で入る予定だし・・・」とか、「観光となると戻りのチケット見せてなんていわれないだろうか?」とか、入国の時にちょっと心配でした。そして、私の予感は的中!案の定、別の部屋へ通され・・・ドキドキドキドキ・・・「日本へ即刻帰れ」と言われたらどうしよう(←数年前実際にあった。詳しくは下記の詳細を)・・『でも、ちょっと嬉しいかも・・』と思ったり、でも、ここまできて、また日本に帰るのも・・と面倒に思ったり。私の頭の中では、色んなシュミレーションが巡っていました。 詳細:数年前、アメリカ入国の際、『あなたの状態は入国できません。今すぐ日本行きの飛行機で帰る事」と、言われた事がある。結局、私は、そこまで言われて、手配されたにもかかわらず、運良く大丈夫だった。でに、私の荷物は、戻りの日本行きの飛行機の中まで入れられた程・・あぶなかった・・・ 色んな憶測が私の中によぎりました。アメリカでの経験があったせいか、全てネガテイブなもの。私は、言われるままに、別室のカウンターへ並びました。やっと自分の番がまわってきたので、一呼吸してから、検査官の質問に挑みました。この入国の質問ってかなり緊張するんですよね。しかも、こういう所の人達は無表情でなんだか怖いし・・ビクビクです。 質問というのは、どこからきたから始まって、帰りのチケットはないのか?から、なぜないのかまで・・・それで、永住権の話になれば、夫といつ結婚したとか、前はどこにいたとか、夫の職業や私の貯金などなど・・色んな質問をされました。そして、その後、夫にも確認をとりたいということで、空港内の放送呼ばれた夫は、カナダ側のオフィス(私のいた別室はまだ空港の内側でカナダにはいっていない)で、質問されたそうです。結果、私達の事が確認できたらしく、私はその場で半年の滞在ビザがおりました! 今回、私は、夫を通して永住権を取得中なので、それを配慮されて、半年の滞在ビザを、別室の入国審査の場所でGetできたのです!勿論、このビザは就労・就学はできません。しかし、これで半年安泰なので、一安心。 夫と面談をしたあと戻ってきたオフィスの人はニコニコとしながら、『彼はあなたに会うのがすごく楽しみっていう感じよ~』と言って、半年のビザをプリントしてくれました。急に優しいニコニコしたオフィサーも、見慣れないからか、気持ちが悪い・・。でも、心はルンルンになった私は、オフィスを出て、バックを取り出して足ばやに出口に向かいました。 出口の扉が開くと、沢山の人達が、まだか、まだかと、人を探しています。 「あっ!!」 彼がいました。思わず、大きく手を振り、彼の方へかけよりました。 彼はニッコリ笑いながらゆっくり歩き、そして、そのしっかりとした腕には、大きな花束を抱えているではないですか! あぁーーやられた~。こんな花束もらったら、もう、感動しちゃう! でも、照れ屋の私は、そんな嬉しさを表現するのは恥ずかしく、簡単に「ありがとう」といって、話をそらしてしまいました・・・ハハハ・・。 いや・・でも・・・本当に、ありがとう☆ この一ヶ月半、一瞬、日本滞在の楽しさで、彼の事が頭の隅っこに方へ追いやられていましたが、この瞬間、やっぱり彼だ!という気持ちが胸に込み上げました。と、同時に、ちょっと彼の存在を忘れかけてた自分に罪悪感も感じたり・・・。でも、幸せを感じた、ひとときでもあったのです。 しかし、この幸せって言うのは、やっぱり一瞬で、また日常になってしまうんだろうなぁ・・・ いや・・・でも、それが幸せ?といううものなんだろう・・などなど・・なんて、あれこれ、私の頭の中では「幸せ」について、しばらく、うんちくが巡ることになってしまったのですけど・・・(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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