最近、あまりブログが更新できてないですね（汗）
書きたいことはたくさんあるのですが、時間がなかなか取れないです。。。

ちょっと前（一ヶ月くらい）のお話になりますが…以前から行きたいと思っていた、戸隠神社に行って来ました。
ずいぶん前に一度行ったことはありましたが、その時はまだスピリチュアルに興味が無かった頃だったので、あらためて行きたいなぁと思っていたのです。

戸隠神社とは霊山・戸隠山の麓にある神社です。
戸隠山の由来は、天の岩戸の神話に関係しています。

天照大神が天の岩戸に隠れたとき、神々は、どうにか出てきてもらおうといろいろと考えました。
そして、ついに天照大神を岩戸から引っ張り出すことに成功しました。
その時に外された岩戸が飛ばされて落ちた場所が戸隠山と言われています。

こういったことから、戸隠神社には、「天の岩戸開きの神事」に携わった神々が祭られています。

天鈿女命（あめのうずめのみこと）を祭る火之御子社、天表春命（あめのうわはるのみこと） を祭る宝光社、天八意思兼命（あめのやごころおもいかねのみこと）を祭る中社、天手力雄命（あめのたぢからおのみこと）を祭る奥社。
奥社には、地主神である九頭龍大神（くずりゅうのおおかみ）を祭る九頭龍神社もあります。

まずは、宝光社に参拝しました。

長い階段を登って、社殿につきます。
参拝しようと社殿の前に立つと、ぐらりと眩暈のような感じに襲われました。
どうやら空間がゆがんでいるようです。
というのは、戸隠はあの世（目に見えない世界）とこの世の入り口、境目のようなのです。

更にそれは中社で参拝していたときにはっきりしました。

つまり、目に見えない世界とは悟りや覚醒、超意識といった世界であり、天の岩戸開きの神話に隠されているのは、人が悟りに至ること。
私達が目隠しされている（闇に覆われている）状態を抜け出し、開かれた意識、悟りに至ることを教えているのだと思います。
その目隠しになっている、３次元という幻想を取り払うことが、岩戸の扉を取り払うこと。
戸隠（戸が隠されている）とは、悟りに至る鍵が隠されているということを指し示しているのです。

天の岩戸の神話では、岩屋に閉じこもった天照大神を引き出そうと様々なことを行います。
天八意思兼命の発案で、長鳴鳥を集めて鳴かせたり、勾玉や鏡を作らせ、岩戸の前で天鈿女命を踊らせ、神々が大騒ぎをします。
何事かと外をのぞいた天照大神の前に、神々は鏡を出し「貴方様より貴い神が表れたので、それを喜んでいるのです」と言います。
天照大神は鏡に写った自分の姿を、その神様だと思いこみ、もっとよく見ようと岩戸を開けます。
その瞬間、力自慢の神タヂカラオが岩戸を取り払い、天照大神を外へと引き出しました。

この神話の中に出てくる、鏡に映った神。
これこそが、自分自身こそが神と同じ…つまり超意識（悟り）を教えているのではないでしょうか？


中社の天八意思兼命からは、もう一つメッセージをもらいました♪
天鈿女命が踊り、神々は楽しく笑います。
楽しむこと…これこそが、悟りへの一番の近道なのだそうです。

日々を、人生を楽しむ。
みなさん、楽しんでいきましょうね♪