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テーマ:猫のいる生活(136635)
カテゴリ:手作りごはん
私、古山範子が監修を務めた「てづくり猫ごはん」に寄せられた質問などをもとに、こちらで補足説明をしています。
今回はアレルギーに関して。 体内に入ったあらゆる種類のものは、異物としてみなされます。 食べ物を始めとして、生活上避けられない花粉やハウスダストといった異物を本来は無視できなければなりません。つまりその異物を許容しなければならないんですね。それが出来ないと、過剰な反応が起きて、アレルギーが発生します。 その反応が食べ物に対して起きたとき、食物アレルギーとなります。 そして、食べ物を許容していくのが離乳期です。 アレルギーの反応は、嘔吐や下痢といった消化器症状や、皮膚を痒がる皮膚症状として表れます。 アレルギーをひきおこすのは、主にたんぱく質です。 お肉類が原因となることが多いですが、消化能力の未熟な時期(離乳期)に消化の難しい食べ物を(穀物など)過剰に与えることで、未消化物が吸収されてしまい、穀物のたんぱく質に対しても、アレルギーが引き起こされると言われています。 市販のフードは、どうしても穀物の割合が多くなっていると思います。 離乳期の食事にとても大切な意味があるのですね。 アレルギーの原因となっている食べ物を見つけることは難しいですが、食事管理としては、アレルギーを起こしにくいといわれている食材、ラム肉や鶏肉などのお肉にじゃがいもやごはんといったメニューが推奨されています。 こういった療法食に関しては、専門家の指導の下、安心して進めたいですね。 好みも体の面でも、食べ物の受け入れの良い、離乳期から手作りごはんを始めていきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.19 10:34:45
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