テーマ:アニメあれこれ(26368)
カテゴリ:アニメ紹介
こんばんは。草分拓弥です。 このところ、春雨がよく降りますね。 明日に桜を見に行こうと思っていますが、また雨の予報… 花びらが散ってしまわないよう祈るばかりです。 ところで皆さんは、雨は好き?それとも嫌いですか? 私は雨が大の嫌いでした。癖っ毛でして、湿気に弱いのです… ただ、今回紹介する作品を見てから少しだけ雨が好きになりました。 それは《言の葉の庭》です。 雨が憂鬱に感じてしまう人は、一見の価値ありですよ〜 ※多少ネタバレも含まれますので、ご注意ください。 《言の葉の庭》とは? 「君の名は。」や「天気の子」で有名な新海誠監督のアニメ映画で、2013年に公開されました。 上映時間は46分と短く、普通のアニメ2話分ほどです。 キャッチコピーは『”愛”よりも昔、”孤悲(こい)”のものがたり』。 靴職人を目指す高校生”タカオ”が、平日の午前からビールを飲んでいる謎の女性”ユキノ”と雨の降る新宿御苑のベンチで出会うところから物語は始まります。 それから雨の降るたびに2人は同じベンチで出会い、交流を重ねていきます。 交流を重ねる中で、タカオは靴職人になる夢を語り、ユキノは心を病んで仕事をサボっていたことを明かします。 ある日、ユキノはタカオに靴作りの本をプレゼントし、タカオは今作っている靴をユキノのために作ることにするのですが… 続きはアニメでお楽しみください! ラストはハッピーエンドでもバットエンドでもなく、余韻を持たせる感じで私は好きです。(好みは分かれるかも!?) 作品を彩る雨の美しさに感動 作中の7〜8割は雨が降っている描写であり、雨は本作の大事な要素。 雨が地面に落ちて跳ねたり、雨が窓に滴る様子が影になって壁に映ったりなど、雨に関する表現がとにかく繊細で印象に残っています。 映像美だけで惹き込まれてしまった、私にとって初めての作品かもしれません! また、雨はタカオとユキノの感情に呼応するように小雨や豪雨に切り替わるので、雨を通して2人の想いを汲み取ることができます。 「3人目のキャラクターは雨」と新海誠監督も明言していて、まるで感情を持つ雨のような感じなんです。 このシーンは◯◯雨だから、タカオとユキノの内面は▲▲なのかな〜、なんて想像しながら見ると面白さ倍増ですよ! 8年前の作品でありながら、それを感じさせない映像美。ぜひ一度見てみてください。 本作の雨の表現が最新作「天気の子」に活かされていると思うと感慨深いものもありますよ〜 そもそも新海誠監督の作品を見たことがない人は、「秒速5センチメートル」もオススメです。 男性は深く共感できるものがあります。 女性は総じて共感できない(嫁の証言より)らしいので、見るかどうかはお任せします笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.27 21:36:42
コメント(0) | コメントを書く
[アニメ紹介] カテゴリの最新記事
|
|