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exBCGの、P&Eディレクションズの島田社長とお会いした。
最近は中国出張がずいぶん増えていて、香港に23時間出張なんてしたりしてるそうだ。なんとタフな。 で、彼が、「最近、ちょっと驚いた」と言っていた話。 ●北京の帰りの飛行機。ターミナルを飛行機が離れるとき、5人くらいの整備士が、並んで手を振っていたそうだ。 「以前だと考えられない」とのこと。 ●あるお店で食事。お会計のとき、「またお越しになるときのため、名前を覚えておきたいので、名刺をください」と言われて渡した。それだけでもけっこう驚きなのだが、日本に戻ったら、メールが来たそうだ。 「この前のお会計で、値段を間違えて多くいただきすぎた。お返ししたいので、次に来たときにお立ち寄りください」。 まあ、新手の営業メールの可能性はないでもないが、それでもこうした接触を持とうとすること自体、かつてないことだと言う。 ぼろくそに言われていた中国のサービスレベルが、かなり猛烈なスピード感を持ってキャッチアップしているのは、どうも事実みたいですね。 政治家や多くの有権者が、「日本に経済成長は必要なのか?今のままでもいいじゃないか」と疑問を呈するのはかまわない。 でも、成長してないと、日本の一等地の不動産も、風光明媚なリゾート地(北海道がブランドとして大人気だそうだ)も、快適な温泉宿や美味しい食べ物も、だんだん日本人の手には届かないものになるんでしょうね。それを予測して、甘受する気構えがあるのかないのか。 ・・でも、いざそうなったら、「攘夷じゃあー」になっちゃいそうで、こわい。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月14日 10時46分24秒
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