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婚活ブログ ニッポンの婚活ビジネス(元)最前線

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2010年06月28日
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週末にセミナーをやったとき、ある参加者女性(既婚)が言ったこと。
彼女の友人女性が、結婚の決断に煮え切らない男性に対しての、決めゼリフ。

「もーいいわ。私が幸せにしてあげるから、結婚しましょ」。

これ、すごいと思った。今の時代の真理を突く、完成度の高いフレーズ。

いまどきのオトコは、常に不安を抱えている
いまこの瞬間どんなに絶好調の人であっても、今の時代のボラティリティは激しい。元気な業界も元気な会社も、数年で沈むことはよくある。長期安定なんてありえないということを肌身で感じている。公務員だって資格商売だって同じこと。つぶしや応用が効きにくい分、むしろ不利。

「草食男子」というのは、別に優柔不断なだけではない。(いや、もちろん優柔不断な場合もありますけどね)
相手の女性のことを気にかけるからこそ、相手の人生に責任を持とうと思っているからこそ、「今の自分や会社の不透明な将来性では、自信を持って結婚しようとはいえないし、受けることも難しい」と思って自主規制しているケースは多いように思う。
成長し続けないと、将来ヤバイという恐怖があるので、「今は成長のとき。結婚はその後」と考えている。女性が求めるセグメントの男性ほど、その傾向が強かろう。

彼らに対して、「幸せにしてあげる」という言葉は、別に高飛車で横柄な態度ではない先日エントリの、外資通信社男性記者の「女性は私達のところに這い上がってきなさいと言ってばかりで、下りてこないのか」という発言とはまったく矛盾しない。

「あなたの今の欠点」はもちろんのこと、「今後、発現しうる欠点やリスク(お腹が出るとか、禿げ上がるとか、不運にも職を失うとか・・)」も、全て織り込んであげる、受け入れてあげる、という大いなる母性を感じさせるのである。
「キャリアリスクがあってもいいじゃないの。そのときは二人で贅沢せずに頑張りましょう」と言ってくれているのである。

オトコに媚を売るわけでも可愛く振舞うわけでもなく、すべてを受け入れることで男子のハートを鷲づかむ。これは無敵な気がするぞ。普段から男気ある強い女性が言ってもはまるし、普段はか弱いおとなしい女性が言っても、そのギャップ感でノックアウトされそうだ。

女性の方、
「そんなこと言えない」「そこまで言うとあとがこわい」かもしれません。
でも、このセリフのいいところは、その無敵ぶりによって、相手の男性の結婚本気度のバロメーターになりうること。
これ言ってもダメなら、いいじゃないですか。見切りましょう。それ以上時間を費やすのはムダです。彼は、女性にも他人にも一切頼らず自分で生きていく覚悟をお持ちなようなので。
あとは、その男性が弱るタイミング(病気とか職のリスクとか)を見計らって、ピンポイントで声をかけるくらいですね。

ではまた。







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Last updated  2010年06月30日 14時44分52秒
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anishi01

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著書 「普通のダンナがなぜ見つからない?」(文藝春秋)

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