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昨日のリア充とSNSの関係を、もうちょっと結婚に絡めて考えてみた。
「結婚したい」というモードは、1人で孤独を噛みしめないと、なかなか顕在化しない。 (なので、オーネットのネット広告はちょっと煽っている。「一人ぼっち?」「さみしい?」・・・カチンと来る方、スミマセン) ここで、SNS。 たとえばフェイスブック。外資や外人の友人の多いコミュニティを中心にじわじわ広がりつつある。誕生日メッセージも外人から複数フェイスブック経由でいただいた。 でも、今のところ私は、ほとんど使ってない。本気で使い始めると自分の時間シェアを相当程度奪うであろうことが容易に予想されるから。 自分の情報もどんどんアップすればするほど、友人たちからコメントが寄せられる。打ち返す。たぶん、楽しいし、時空を超えていろんな人とのつながりを実感できるはず。 これって、結婚に対してはものすごく大きな競合になりつつあると思う。 ネット社会になるまで、年を取って物理的な行動範囲が狭まることは、ほぼそのまま交友範囲が狭まることを意味していた。 手紙や電話はあっても、コミュニケーションの密度は薄いし、発信するのにちょっとした踏ん切りやきっかけ、口実が要る。 でも、フェイスブックはPCを立ち上げ、スマートフォンの起動ボタンを押すだけで数秒で立ち上がる。そこには数多くの友人たちの近況が分単位で表示されている。ちょっかい出し放題である。 これって、、死ぬまで寂しくならずにすむのではないか?? もちろん、ネットメディアに栄枯盛衰はつきもの。FBが永遠ではない。でも、姿かたちは変わっても、「つながり」という本質は変わらない。 なんか、人口動態までがSNSによって影響を受けそうな気がしてきた。 さらには、増えすぎた「人類」なる生き物に対して、地球の繁殖抑制のメカニズムが働いてる、とまでいくとハリウッド的な考えすぎだろうか? こんなことを書いてたら、今朝の日経で世田谷の月読寺のご住職が、「デジタルを通じたつながりは錯覚」「自分宛メッセージがすぐに返ってくるのは気持ち良いが、慣れが生じるので『もっと速く』『もっと多く』という罠にはまる」「バーチャルな情報処理量が増え、心の負荷が高まり、心が現実からどんどん離れる」といったことを話していた。 ふむ、通じる、通じる。 そうそう。バーチャルはあくまで付随。リアルの方が、ずーっといいもんですよ。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年12月20日 12時23分43秒
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