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2010年06月20日
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カテゴリ:父の様子


昨日の話の続き

医師の話をみんなでうかがった際のこと。


夫は、一時的にでも父の意識を戻せるのか医師に質問した。
そしたら、呼吸器を付けた苦しさから解放するために、
薬で意識を落としてるんだって。
だから、その薬を止めれば意識はある程度戻るんだって。
でもそれは苦痛をともなうと。


私は胃の手術の立ち会いを父に頼まれて(と、私が受け取って)、
「また私かい?」とドーンと重くなり、結局「ムリだ!」と断り。


それ以後、父に会ってないから、
一瞬だけでも意識のある父に会って、お別れをしたほうがいいかと、
私も考えたのだけど。

どのくらい鮮明に意識が戻るかわからないし、
父は苦しんで死ぬのはイヤだと、常々言ってたし。

兄弟は意識のある父ともうたくさん話をしたからもういいよと言うし、
私も父を苦しい目に合わせたくはなかった。

だから、このままでいいよねと話してみんなと別れた。

夫はみんなのいるときは黙っていたけど、帰途の車に乗ってから・・・。

あんずにあってないのが父も心残りかもしれないし、
あんずも後悔が残ると良くないと思うけど、どうなの?って。


お別れしたとしても、
私の自己満足のために苦しい目に合わせるのはしのびないから、
このまま、眠ったままでいいんじゃないかと言ったの。
本心からそう思えたしね。
「それで、あんずが後悔しなければそれでいいんだ」と夫が言ったの。


そういう話が出来る夫で良かったとつくづく思った。








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最終更新日  2010年11月01日 18時44分34秒
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