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カテゴリ:手にとるようにわかる面白い易経
前もって明日の易経一日一言をUPしました。 明日は【名古屋木鶏クラブ30周年記念講演会】 ☆講演テーマが龍の話に変更になりました! ※講演開始少し前にご来場の全員で写真撮影をするそうです。
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☆ ~帝王学の書~6月24日の『易経一日一言』(致知出版社) ☆損益(そんえき)盈虚(えいきょ)☆ 損益盈虚は、時と偕(とも)に行なわる。(山沢損) 収入より支出が多い時は、いくらケチといわれようとも、 徹底的に質素倹約に勉めることだと教える。 その一方で、しかし、それも時によってであり、 利益がある時には利益を還元すべきであるともいっている。 目の前の利益を増やすために、 いかなる時も節約・倹約することは、真の「損」ではない。 損すべき時に損すべき損をせよ、と 山沢損の卦(か)は教えている。 よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^) ☆引用される場合は必ず引用元を明記されるよう、お願いします☆ twitter & facebook 竹村亞希子 オフィシャルサイト ☆ 【兆し~潜象は現象に前駆する~楢崎皐月】 易経のいう「兆し」とはなんでしょうか。 「冬に種をまいても秋に実りは得られない」 では、種をまくタイミングはどのように知ればいいのでしょう。 それがまさに「兆しを観る」ということです。 ちなみに、「見る」でなく「観る」としたのは、 目に見えるものは「見る」、 目に見えないものを感じとって察することを「観る」と、 易経は使い分けていると、私が解釈しているからです。 私がこの「兆し」を理解するうえでたいへん助けになったことに、 ある人物との出会いがあります。 その人物とは、物理学者でカタカムナ文明 (先史時代の日本に存在したとされる超古代文明) でも有名な楢崎皐月さんです。 1972年、私は父の書斎で 楢崎さん自筆のカタカムナについての資料を見て、 易経との関連を強く感じました。 そしてどうしてもお会いしたいと思い、楢崎さんと連絡を取ったのです。 最晩年の楢崎さんは、外部のどなたとも会われなくなっていたのですが、 私のたっての願いにより、「一時間だけ」という約束で、 習志野のご自宅を訪ねることができました。 その面会で、最初に私が 「カタカムナの考えは易経を読み解くヒントになる」というと、 楢崎さんはカタカムナとの出合いや、ご自身の数奇な運命について 6時間にわたり語り続けてくれました。 そして、 「潜象は現象に前駆する」 と言われたのです。 このことばを聞いたとき、 「易経のいう兆しとはこれだ!」 と、私は一瞬にして腑に落ちました。 ※楢崎さんはこの日、「竹村亞希子さんを紹介するので、相似象の会員誌を送るように」と、楢崎さんが晩年出会った後継者・宇野多美恵さんに手紙を書いてくれました。当時宇野さんは、楢崎さんと直接会うことも電話で話すことも出来ない状況でした。楢崎さんが亡くなられた後で、初めて宇野さんに会った時は、誰も会えなかった最晩年の楢崎さんになぜ私が会う事が出来たのか、その6時間の話の内容の詳細と、その後亡くなるまで3ヶ月に一度の楢崎さんとの電話報告の内容を訊かれました。そして宇野さんは、楢崎さんとの出会いからの話を述懐されたのでした。 『超訳・易経』(角川SSC新書) ※2018年3月4日絶版になります ※2018年4月30日をもって電子図書も終了します。 ※契約終了時を間違えていました。上記が正しいです。 ☆ 【ゆらぎ~不安定の安定~観る目】 ここでいう観る目とは 物事の本質に気付くということでもあります。 「達人は大観す」 (広く道理に通じた人は、物事の全体を観て判断を誤らない) という言葉がありますね。 「或いは躍りて淵にあり」の「或いは」とは、 もしかしたら、ひょっとしたらという 疑いの意味もあります。 躍龍は、時を得るか失うか、 伸るか反るかという“ゆらぎ”の中で、 何も持っていなかった潜龍の時に 謙虚に立ち返ることができます。 “謙虚な自信”が持てた時、 冷静に物事を観る「不安定の安定」が保たれ、 目に見えるもの、目に見えないものを 詳細に映し出す目が養われていきます。 『リーダーの易経』(角川SSC新書・2017年5月31日絶版) ※2017年5月31日をもって電子書籍も終了しました。 よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^) ☆引用される場合は必ず引用元を明記されるよう、お願いします☆ ☆
下記は4月15日の銀座易経応用講座4
☆ 『こどもと読む東洋哲学 易経 陽の巻』 最新刊!発売中!※絵本やマンガではありません。 『易経 陽の巻』 https://www.amazon.co.jp/dp/4787717065/ref=cm_sw_r_fa_dp_t2_20dQybDKRPXDR ☆こどもから大人まで読める最強の成長論・中国最古の思想哲学の書「易経」。 帝王学の書として世の中のリーダーたちに読み継がれてきた難解な「易経」の内容を、小学生の男の子の成長ストーリーを通じて易しく伝える”超入門書”。 本書では最強の成長論といわれる龍の話を取り上げ、夢を実現するためのいちばんの近道を見つける方法をわかりやすく伝える。 ☆登場人物と龍のイラストです。 イラストレーターは黒崎玄さん! ☆今回の新刊は都築佳つ良さんと共著です。 私は彼女を【書き手としての私の後継者】と思っています。 1,999年に出会い、本の編集協力を依頼した当初は、 「私にできるでしょうか?」と、とまどっていましたが、 龍の話の講演テープを繰り返し聴いて、 「ああ、龍の話の通りにやっていけばいいんですね」と、学び始めたのです。 都築さんはこれまで、乾太のように龍の成長段階にしたがって易経を勉強してきました。 龍の話を実践したからこそ、たった十八年で易経の理解を深め、成長したのです。 ☆
元・花王会長の常盤文克氏から新刊『楕円思考で考える経営の哲学』をご恵贈頂きました。 「本書の執筆にあたって貴著『人生に生かす易経』を引用・参考にさせていただきました。ここに御礼申し上げます。常盤」 感謝感激、光栄至極!! 昨年のブログから再び・・・ 高校に通わなかった東大教授が語る「独学の極め方」 易経を独学で学び、独学で研究している私にとっては 至極嬉しいメッセージである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 高校に通わなかった東大教授が語る「独学の極め方」柳川範之 「唯一の正解」を学ぶだけではダメ 「先生から教わった答えを正確に覚える」。これは通常の学校教育の基本といっていいでしょう。しかし、問いに対して最初から正解があるという前提が成り立つのは、実は学校というフィクションの世界だけです。」 「 たとえば、仕事に唯一絶対の答えがありますか? では、現代の勉強とは何か。それは自分で考え、自分なりの答えを出せるようにする、あるいは、自分で判断を下せるようにするための頭の使い方を学ぶことです。知識や情報をただ暗記するのではなく、それらを加工して自分なりの新しいアイデアや理論につくりかえることだと、いい換えることもできます。 そして、それに向いているのが独学です。」 「 このように、独学はいいことずくめの勉強法なのですが、私がこういうと「自分は意志が弱いので独学には向いていません」という人がときどきいます。 でも、安心してください。私もかなりの怠け者です。それでも独学は務まりました。なぜなら、自分で立てた目標の3割でも実現できればいい、と割り切っていたからです。だいたい、決めたら必ず最後までやりとおす人は、めったにいません。人間はつい怠けたり、ときどきやる気が出なくなったりするのが普通なのです。独学で大事なのはやり続けること。だから、3割できれば上等なのであって、それくらいの気持ちで取り組めばいいのです。」 http://blogos.com/article/179205/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私が易経を学ぶコツとしておススメしているのは、 ○自分に引き付けて読む ○サボりながら、継続して読み続ける。 ○分らないことを、無理に分かろうとしない。 ○飛ばし読みする。どこから読んでも良い。 また易経には学問についても書かれている。 ※以下、拙著から抜粋 ↓ 【「学問」という言葉の出典~ 自分に問いかけながら学ぶ】 「君子は学もってこれを聚(あつ)め、 問(もん)もってこれをわかち、 寛かんもってこれに居り、仁もってこれを行なう。 易に曰く、見龍田に在り、 大人を見るに利ろしとは、君徳なるなり。」 竹村 意訳: 師に学び、学ぶべき基本の型の数々を集めたなら、 疑問点をまず自分に問いかけて、理解を深めることだ。 その時に自分の考えで何が是か非かなどと決め付けず、 正解は一つではないと探究しながら、 あらゆることを受け容れる寛容な姿勢が大切である。 そして学んだことを、人や物事に対して、 思いやりをもって実践する。 初心の見龍が、大人を仰ぎ見て基本を体得するならば、 君子の徳を身につけるだろう。 「学もってこれを聚(あつ)め、問もってこれをわかち」 という一文は、「学問」という言葉の出典になっています。 基礎を作るために必要なものを集めるということです。 それは、何か一つだけではなく、 いろんな形、型を何度も、何度も見て覚えることです。 「問もってこれをわかち」とは、 師に問いかけるより前に、 まず自分に問いかけなさいということです。 自問自答のやりとりをしながら、 ああでもない、こうでもないと考えることで、 学んだことを咀嚼(そしゃく)していくのです。 自分のものにするために興味をもって、 イマジネーションを膨らますことが大切です。 もし、自分から知りたいと思わなかったら、 問いは出てきません。 また、片っ端から師に質問して答えをもらおうというのは、 学問ではないといっています。 自分の中で十分に考え練って、その後でする質問というのは、 凝縮されていて本質を突く鋭い質問なのです。 また、よく「要点だけを教えてください」という人がいます。 要点を聞いて、短絡的に「わかった」というのでは、 本当にわかったことにはなりません。 たとえ表現が同じでも、自分の経験を通して学んだこと、 肚に落とし込んで自分で出した答えは 重みがあり、力を発揮するのです。 まず学び集めて、自問する。 これを何度も、何度も、繰り返すことによって、 学ぶべきことのピントが合ってくるのです。 『リーダーの易経』(角川SSC新書・2017年5月31日絶版) ※2017年5月31日をもって電子書籍も終了しました。 ☆ 法政大学大学院教授 坂本光司先生とお会い出来た。 『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズの著者。 前々から講演をお聴きしたいと思っていたが、 残念なことに、いつも出張と重なり機会を逸していた。 今日の名古屋講演も私に先約があり残念に思っていたら、 知野進一郎さんのお蔭で直接お目にかかり、お話をすることが出来ました。 知野進一郎さんと亞 感謝感激! 知野さん、ありがとう! 坂本先生には秋にまたお会い出来ることになりました。 ☆ ☆インタビュー記事が「日本メンタルサービス研究所」で掲載されています。 1.「龍の話」に出会ったとき、人生は全てここに書いてあると感激しました http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2016/03/post_81.html 2.営業が全くの未経験だったので、上手くいきました http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2016/04/10624.html 3.「わからないことが素晴らしい」と伝えるようになりました http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2016/04/10634.html 4.人生の冬は必ず来ます。その時は冬の大地に習うといいのです http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2016/04/10644.html ☆ 内外ニュースの週刊「世界と日本」平成29年1月2日付に えっ!人気ランキング1位と3位!? ※15%OFFは雑誌「致知」愛読者限定で、年末大感謝祭の間のみです。
☆8月9月の日程が一部変更になりました!
6/28、7/12・26、8/23・30、9/13・27 ☆ 博多セミナー6期4回目は8月25日(木)。 こんな美女も博多易経講座の受講者さん!美女は相当見なれている私も この方に会うと、その美しさに毎回感動します。 ※博多セミナーはクローズの会で、主催者の意向により一般参加出来ません。 ☆ 平成29年の ☆
易経には時の変化の法則とそれぞれの時の解決策が書かれています。 その時にぴったりの事を行えば物事が亨る、これを時中といいます。 易経は「乾為天・坤為地」で始まり「既済・未済」で終わります。 完成で終わらず未完成へと、さらに変化発展していくと説きます。 会 場 :新日本法規出版本社別館・名古屋支社4F「大会議室」
午後2~5時。
重要文化財 雲龍図 海北友松筆 安土桃山時代・慶長4年(1599) 京都・建仁寺蔵
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Last updated
2017.06.23 19:51:34
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