カテゴリ:雑記
先日楽天ブログに以下の様な文章が載っていました。 「季節の変わり目は体調をくずしやすいですよね。 肌寒かったり、蒸し暑かったり 気温差の激しい気候 のせいか なんだか私も風邪の引き始めのようです。 こんな時は 滋養のあるものをモリモリ食べて ゆっくり 眠るに限ります。 そうそう 食後には葛根湯も忘れずに 漢方って けっこう効くんですよ~」・・・・と 漢方薬を出している私にとっては、 「葛根湯 効くんですよね~」という言葉は嬉しかった ですが・・・・。 ただ、この文章を読んで、一番気になったことは、 「滋養のあるものをモリモリ食べて・・・・」 というところです。 「傷寒論」という漢方の本の中に「桂枝湯」という風邪薬 をのむ時の注意書きが 「生冷・粘滑・肉麺・五辛・酒酪・臭悪等の物を禁ず」 とあります。 つまり、桂枝湯を飲んだ後は、「生ものや冷たい食品、ぬめぬめ した食品、肉や麺類、刺激物、酒や乳製品、異臭悪臭のある 食品を摂ってはならない」と書いてあるのです。 その意味は、風邪と身体が戦っている時には、そちらの方に 力を注ぐ必要があるので、胃腸に負担をかけてはいけない、 と言う事だと思います。 (粥をすすって薬力を助ける・・とあります) くれぐれも風邪や、何か調子が悪い時は胃腸に負担をかけない ようにして、2~3日粗食で過ごしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月15日 00時45分47秒
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