テーマ:燃えよ! 太極拳!!(73)
カテゴリ:太極拳
私は、中学の時に膝を痛めて、どんな運動をしても、ちょっと無理するとすぐに膝が痛くなって、運動そのものができない状態だったんだよね。
ひどかったのは、バレエ。 大人になっても始められるバレエっていうので、喜んで行ったのだけど、たった一回で3ヶ月くらい苦しむことになってしまった。 そんな私に太極拳は、絶対無理って思ったけど、バレエの時ほどの痛みはないし、とりあえずしばらくやってみようかと・・・。 始めてみると、やはり夜眠る時とか痛い。常にに微妙に腫れてる状態。 やっぱ無理なのかなあ・・・と、悩みながら、それでも太極拳が面白かったので、激痛になるまでとりあえずやってみようっていう無謀な決心をしてみたりして。 でも、思ったより痛くならなかった。 先生でもある松姐が、「膝が痛くなるというのは、型が間違っているということ」と何度も何度も言って、正しい姿勢を教えてくれたのが大きかったと思う。 つま先より膝が内側に入ったり、前に行ったりしては絶対にダメなんだそう。 あと、お尻がでちゃうと、腰を痛めやすいとも教えられた。 腰が重心からずれているといけないってことだね。 太極拳の習い初めに、このことを教えてもらったのは、とても大きかったと思う。 それでも・・・、最初の頃は、みんな膝が痛い、痛いって言っていた。 みんな同じ時期に太極拳を始めたので、反応が同じだったのだけど、それまで膝が痛んだこともない人たちが、みんな痛いっていうので、やっぱり太極拳は・・・って思わずにいられなかった。 ところが、しばらくしたら、誰も言わなくなった。 これは多分、それまでほとんど運動したことがなかった人が急に運動を始めたからなんだと思う。 筋力がついて慣れてきたら、正しい姿勢でやっている分には、膝は痛まないらしい。 ただし、私の古傷は、ちょっと長距離、30分程度歩き続けたら痛くなるようなものなので、その定義にははまらず、ちょっと練習がきつくなるとすぐに痛くなっていた。 でも、この痛みが激減した。 気功と骨盤矯正、ある種のヒーリング治療の効果があったのだけれど、どんなに痛みが一時期なくなったって、練習量が増えれば、必ず痛くなるはずなのに、最近、痛くない。 いくつか思い当たる節があって、ヨガに通いだして、膝と腿が柔軟になったのと、スロトレなどの運動で筋力がついてきたせいもあると思う。 あと、もっとも大きなことは、先日、「ちょっとわかったかも」と書いた、放鬆のおかげのような気がする。 これまで、腰を低くした方がうまくみえる気がして、必死に腰を下げようとしていたのだけど、それがやはり不自然な力が入って、正しくない形になっていて、膝に大きな負担がかかっていたのだ。 放鬆して軽く腰を下げたら、必死になっていた時より低くなるし、膝がとても楽だったのを発見! 本当に太極拳は、放鬆が大事なんだなあと。 でもって、この放鬆、前にも書いたように体のリラックスだけじゃないんだよね、心なんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[太極拳] カテゴリの最新記事
|
|