アパッチ連勝!!&3度目のホーム観戦
久々の更新。だからいっぱい書いて自己満足しよう。PCの前から遠ざかっている間にいろいろ動きがありました。アパッチ連勝で仙台にゲーム差無しの4位(ほぼ同率3位)勢い的にはすでに単独3位だぜイェイ!!前回の書き込みで宣言したとおり、ダチを連れて4人で22日観戦してきたのス。 107-91 快勝!! で、全員満足満足。お客も結構入ってたしね!初観戦のヤツ(国内バスケ好き)も会場の雰囲気やアパッチのバスケスタイルに感銘を受けた様子。点の取り合いになったら負けねぇっしょ!3Q後半~4Qはベンチメンバー中心だし、ガチで行けば140点ぐらいは行ったかも。で、観戦の所感。・ピップはスゲェレベルが一つ抜けてる。ペネトレイトからのスピンムーブ⇒ヒョイってしたレイアップとか、技が増えててビックリ。これがまた速くて大分のPFハートマンはついて行けてなかった。ベンチでは仲西やヘリ子とかと大爆笑するシーンがあったりして。選手同士のコミニュケーションもうまくいってるから練習にも集中できるんだろね。いろいろ言われるけど、チームの結束がいい感じに高まってきてる感じ。・ダレンのディフェンスはヤベェこの選手の存在感はBOXスコアでは分かりにくい。球際のプレッシャーもとんでもなくハードで、しかもプレータイム中それが途切れることがない。ここ一番の場面でダレンにディフェンスされた相手チームPGの表情に注目だ。ちょっと泣きそうになっている。またスティールに入る時の見切りの早さが尋常ではない。異常だ。変態だ。人生の全てを投げうったかの様な、彼のスティールへの飛び出しに注目しよう。 新潟・大阪戦の前に復帰してくれて良かった~。・青木康平は宝物 ダレンとともに怪我から復帰の康平君。「アパッチの宝」と呼びたい。スピードは当然あると思うが、ゲーム中にそれを見かける機会は多くはない。にも関わらず、彼のプレータイム中はアパッチのシュートアベレージが上がり得点が伸びる。康平は「間」でプレーする。プレーヤーにはそれぞれ独自のリズムがあって、オフェンスもディフェンスもそのリズムに従う。身体能力を最大限に発揮しようとすれば余計である。(ん~、ちょっと偉そう?ま、いいか。)1プレーごとにもリズムはあるし、ゲーム全体にもある。彼はそのリズムの点と点の「間」に住んでいる。1月22日のゲームを見た人は覚えてるだろうか。3Qだったかな?康平がフロンコート(ゴール側のコート)にドリブルをしていった。ゆっくりしたドライブだったにも関わらず、そのままほぼノーマークでレイアップシュートを成功させた場面があった。あれ、ディフェンスがサボった訳ではない。味方のスクリーンやアイソレーション(1on1をするプレーヤーのスペースを確保するため、他のプレーヤが邪魔にならない位置に移動する動き)があっての得点ではあるんだけど、この時はチームオフェンスの意図は他にあった。大分のディフェンスの意識もそっちに対応しようとしてたと思う。康平はドライブしながらその意図に沿った全体のリズムの点と点「間」をつき、やすやすとレイアップを決めた。ドライブがゆっくりに見えるのは、刻々と動く全体のリズムの「間」にその都度動きを合わせるから。次々に決まるパスもおんなじ。空間だけでなく時間の「間」を通している。世界に通用する日本人の武器は、この「間」かもしれないねぇ。長く日本のトップPGだった佐古選手(オレは今でもそうだと思うが)は、間違いなく「間」を支配する能力が日本一だ。NBAでは往年の名PG アイザイア・トーマス(デトロイト・ピストンズの初代BADBOYS総長)が凄かった。まあ、全部の能力が凄かったんだけどね。この能力って、持って生まれた才能もあるけど、育った環境の影響が大きいと思う。高いレベルでこれが出来るプレーヤーはなかなかいない。「間」の感覚って日本人独自とは言わんけど、大きな特徴の一つだし、忍者ディフェンスとか言ってないで、この感覚を強化する方がよっぽど武器になると思うけどなぁ。別に諸外国のバスケを見ている訳ではないので、以上はかなりの世迷言か。カンベン母ちゃん。・ジェローン・ドットは愛すべきBOXスコアでは分からない存在感と言えばこの人。ジェローン・ドット。はっきり言ってプレイレベルは1枚下か。長い手と、髪の毛のモジャモジャを生かしたリバウンドとブロックショットが武器といえば武器。ブースターの間で、あいついらんだろ的論調が出て久しい。 が、おいら今回のゲームで考えが変わった。彼は愛すべきプレーヤーであり、我々アパッチブースターのアイドルだと。 大量リードしたこともあって、大分には失礼かもしれないが、ジョー監督は3Q,4Qをベンチメンバーの育成に当てた。大場とジェローンがインサイドを任され、そこでジェローンは大活躍をしたのだ。どんな活躍かって、得点やリバウンドなどかすんでしまう程の大活躍だ。 ジェローン大活躍の内容: 1) 髪の毛だけでなく、動きまでモジャモジャしててなんだか面白い。 2) 康平からゴール下への超ナイスパスに、観客を含めた会場内で一番ビックリする。 3) 2)のパスから203cmプレーヤーの豪快なダンクが決まるとばかりフライングぎみに盛り上がる会場。 しかし凄くビックリしたばかりなので力が抜けモジャっとした腰砕け両手シュート。で会場も腰砕け。 4) その後恥ずかしそうにディフェンスにダッシュで戻る。 5) ブロックショットが決まって嬉しそう。 6) 1)に戻るどうだろう。この面白さ。上の1)~6)が繰り広げられているとき、私は会場を見渡してみた。(視力2.0)みんな優しく笑っている。アパッチベンチなんか大爆笑だ。「よくやった!」「がんばれジェローン!」「がんばれモジャモジャの人!」会場全体がこんな空気に包まれ、ある意味この日一番の一体感。そう、この時気がついた。ジェローンは「マスコット」なのだと。HIPHOP路線を強く打ち出し、強面のプレーヤーがギャングのようなバスケをする東京アパッチにおいて、ジェローンは動き一つで会場を暖かな空気で包み、都会人が忘れがちな優しい気持ちを呼び起こしてくれる。おまけに10得点4リバウンドだ。 古巣の埼玉ブロンコスからあぶれ、モジャモジャしていた彼の獲得を決断したジョー監督。きっとここまで見越しての事に違いない。さすがでございます。・大分の栗野譲はガンバレ実際に見て、彼はとてもポテンシャルが高いと思った。私はbj以前の彼を知らなかったので、ドラフト発表の時「1位の栗野」の写真を見てヒックリ返ったものだ。栗野っていうか・・・完全に「オブライエン」って感じぢゃねーか!と一人でツッコむ始末。 あんまり噛み合ってない感じで、ゲーム中かなりフラストレーションが溜まっていた様子だね。監督交代劇もあり、大分はチーム作りが始まったばかり。ブースターのためにもあせらないで頑張って欲しい。うわぁ・・・書きすぎた。誰も読んでくれないんじゃないの?これ。福岡の話とか、チケット値下げの話とか、・・・また今度にしよ。