漂流物
デイヴィッド・ウィーズナー
自分だけの物語を想像できる。
文字のない絵本
画力と構成力が
素晴らしかったっ
言葉でなく絵が語ります。
最初に漂流物を拾い上げた少年の驚きの表情。
そこからの物語が素晴らしい絵本です。
maja7777によるPixabayからの画像
浜辺で拾う1台の「カメラ」。
そこに写っていたのは不思議な世界。
1ページの情報が多いから、じっくり想像力を働かせる。
「カメラ」は長い長い旅をしてきてるらしい。
そしてこれからも、その旅は続いていく…。
潮風、
海のさざ波、
砂浜を踏みしめる音、
色んなものたちが
心地よいリズムで
聴こえてきた。
つまり、
とてもワクワクしてしまった。
時の流れを超越した世界観。
私たちの想像を超えていく世界。
想像が壮大。
自分だけの物語を想像する。
ほんとうに空想は偉大ですなぁ。
漂流物は、
いろんな人たちの手に渡っていく…。
引き込まれる世界観の広さ。広がり続ける世界。
すべてに興奮しました。
「これはなんだろう、次はどうなるんだろ…」
夢にあふれている。
この作品は
大人たちのための妄想絵本。
…かも…。
一度でもいいから
読んでみてほしいな。