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カテゴリ:アウトドア・渓流釣り、写真撮影、街角観察
渓流釣りに行くと、漁券を購入しなければなりません。
昔は「夜討ち朝駆け」で渓流に入ってしまうために、券を購入することができないことも度々ありました。 結局、日が昇ったころに漁協の人がバイクでやって来て、高い現場売り券を買わされるはめに。 なんとなく腑に落ちない、気がしたものでした。 今は券の自動販売機が設置されていたり、深夜営業のコンビニでも買えるようになって、比較的、購入しやすくなったような気がします。 自然のなかで気持ちよく遊ばせてもらう代価としては、決して高くはない費用だと思います。 先日、渓流釣りに出かけていくときに、購入していた25000分の一の国土地理院のマップを整理していたら、いつの間にか溜まってしまった漁券がでてきました。 見ていると値段の変遷なんかが分かって、結構、面白いものでした。 上の写真は山梨県の「桂川漁協」のものです。昭和54年ですが、なんと200円。現場売りで400円でした。 なんと安かったことでしょうか。 これは、岐阜県の丹生川村漁協の券です。 800円となっています。 これは雪が降ると孤立する新潟と長野の県境一帯の秘境・秋山郷を流れる中津川の漁券です。 平成5年で、500円でした。 岐阜県は郡上漁協の券ですね。 平成2年ですが、こちらも500円でした。 新潟は魚野川とその支流一帯を管轄する魚沼漁協の券です。 59年は500円。平成6年は700円、平成7年から1000になりました。 平成9年の現場売りは、なんと2100円と管理釣り場に近い値段となっていました。 宮川上流の漁券で、ビニール製の腕章になっています。 この宮川というのは岐阜の宮川ではなく、三重県の日本一の降雨量をほこる大台ケ原を源流とする宮川です。あまりの険しさに、毎年、何人かの遭難者がでるともいわれていますね。 色が違うのは3年通ったからです。 これは福井県の日野川の漁券(右)です。 平成元年3月8日となっています。確かホテルで目が覚めて外を見ると、雪が降っていたような。 値段は1500円ですが、これは現場で買ったからですね。 左は九頭竜川支流の石徹白川の券です。 やはり平成元年の7月に出かけていったものです。 いろいろな漁券を眺めていると、その時の釣りの思い出が蘇ってきて懐かしいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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