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カテゴリ:アウトドア・渓流釣り、写真撮影、街角観察
山梨県の南部町の山中を流れる佐野川。
かつては大アマゴが釣れることで、本や雑誌にも紹介された名渓流です。 県道から断崖絶壁の林道を走ること40分あまりで、佐野の集落に着きます。 5年ほど前に、集落のはずれに、緊急搬送用のヘリポートができたばかりの僻地です。 今は老人が多い限界集落ですが、この集落の子供たちが学校に上がる年齢になると、南部町に下りて寄宿舎生活をするような山間です。 ここを流れる佐野川は、渓相は良し、水はきれい、アマゴが釣れるで非常に良かったのです。で、先日、出かけてみました。 ![]() 4年前に川沿いにあった養魚場が閉鎖されてから、めっきり魚が少なくなり、村の中で売っていた遊魚券も販売されなくなりました。 漁協はあるはずなのに、権利を放棄したとしか思えません。 当然放流もされていません。 で、結果は坊主。一匹もいないのです。小生は竿抜けを探る釣り方をするので、先行者がいても、必ず何らかの反応があるのです。 ![]() これは3年ほど前に釣ったチビアマゴですが、これ以来、魚の顔を見ていないのです。 半日ほど釣り登りましたが、ついに一匹も釣れずに納竿としました。 ![]() 手持ち無沙汰だったので、こんなイメージ写真を撮って無聊を慰めました。 しかし、盛んな放流やC&R区間の設置で、魚が増えている渓流がある一方で、放流されなくなった途端、魚がいなくなってしまう名渓流があるんですね。 盛んに養殖されているとはいえ、渓流魚は相変わらず限られた資源であることを実感。そこで改めて乱獲はすまい(最も乱獲できるほど釣れませんが)、食べないのだからキープはすまいと思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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