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フライフィッシングの専門誌『フライロッダーズ』9月号です。
ここに「放射能汚染と渓流魚」に関する記事を書きました。 今回で第三弾です。 ![]() 前にも書いたかもしれませんが、海水魚が放射能物質を体外に排出する特性があるのに対してて、淡水魚は塩類を体内に取り込む性質があるので、放射性物質を蓄積しやすいといわれています。 福島第一原発の事故が起きてからもうすぐ1年半になろうとしていますが、フライフィッシングのメッカである中禅寺湖のヒメマス、ブラウンなどから、国が決めた出荷基準の100ベクレルを越える放射性セシウムが、未だに検出されています。 それでも「試行」という名目で、中禅寺漁協ではフライ・ルアーに限って、8月31日まで舟釣りが許されています。 「今回の『試行』の結果を、来年からの対応の参考にします」と、漁協サイドでは語っていました。 セシウムの半減期は30年といわれています。 ですからそう簡単に、この汚染が解消されることはないでしょう。 その他、福島や群馬県などの渓流でも、放射能に汚染された魚は採捕されたために、釣りが禁止されている河川もありますし、ホットスポットの箇所も指摘されたりしています。 渓流釣り師も放射能汚染に無関心でいるわけにはいかないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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