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昨日の土曜日、ワイフの親戚で法事があり、山梨県まで行って来ました。
ワイフが法事に参加している間の3時間あまり、時間があったので富士川支流のF川まで、釣りに行ってきました。 F川は子供たちが小さい時分に、夏休みになると泳ぎに連れていった清流の川です。 シーズンになるとアユを釣りに県外からも多くのアユ釣り師たちがやってきます。 ですが、アマゴについては以前のように、あまり放流されていないようで魚影の薄い渓流になってしまいました。 しかも、以前のF川の様相に比較すると、川全体が荒れているような感じがします。 でも、水色がきれいなのが救いですね。 川に沿った道を走りながら、中流域で降りられそうなところを見つけて入渓。 18番のエルク・ヘアー(BL)を使用。 ポイントごとにエルクを流しながら遡っていきますが、魚の反応がありません。 これは駄目かな、と思いつつ青く澄んだ流れ込みに投射したとき、川底からゆっくりと浮上し、なんのためらいもなくパクッとくわえてくれたのが下のアマゴです。 ![]() サイズは24センチ。写真ではよくわかりませんが、オレンジ色の朱点のきれいなアマゴでした。 このとき、たまたま道路の上から地元の人が見ていて、釣り上げると水辺まで降りて来ました。 「ほ~、きれいなアマゴだな。これは、天然ものだな。まだ、こんな魚がいるんだな~」としきりに感心していました。 「まだ、こんな魚がいるんだな~」と感心するなんて、どんだけ魚の少ない川になってしまったんだい、とこちらが別の意味で驚いてしまった。 ![]() せっかくなので、アマゴの顔のアップも撮ってみました。 やさしい顔つきなのでメスのようです。 件の地元のおじさんは、小生が写真を撮っているのを眺めながら、 「刺身で喰ったら旨いだろうな」と、不穏なことをつぶやくので、 「いや、写真を撮ったらリリースします」 「ほー、そうかい。もったいないな」 などとつぶやきながら帰っていきました。 ![]() 上の写真が、このアマゴが出たポイントです。 写真を撮り、「もう、釣られるなよ」と声をかけてリリースすると、アマゴちゃんは一瞬とまどったような動きをみせましたが、ハタと気がつくと猛ダッシュで流れに帰っていきました。 内水面でも渓流域に生息する天然のイワナ、ヤマメ、アマゴの再生産能力は、海にくらべてかなり低いので、いつまでもきれいな渓流魚釣りが楽しめる環境を維持するためにも、無闇なキープはするまいと、小生は思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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